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144MHz受信南北

2007年09月11日 | CQ 144/430MHz
毎週火曜日には2mSSB岡山愛好会のロールコールが行われています。各地各局からのチェックインが行われますので、144MHzバンドを用意した当初からこの一年ほど時々僕の常置場所に届く信号を繰り返しチェックしていました。

つい最近、ロールコールを行う中央の無線局から「会員以外の方でもどうぞ」とコメントをされるのを聞いて、愛好会に登録した会員以外でもコールしていいのか!それならば・・・とマイクを握って自分のコールサインを送ることになりました。会員以外はだめなのだろうと思い込んでいましたが、その後も一通り会員のチェックインが終わった頃に「会員以外の方も」と付け加えてくださるので、その後何度かコールさせてもらう機会がありました。

先日この常置場所で建物の北側にアンテナを出したことで、無線機までアンテナ同軸を引いてありましたから、建物北側のアンテナを「144/430MHzモービルホイップ」に付け替えました。ホイップアンテナを「水平」に出すことも「垂直」にだすことも可能なのですが、今日はモービル用マグネット基台を利用して「垂直」で試してみることにします。

シャック内の無線機にはそれぞれ
    「IC-706Mk2 50W---ベランダ・ディスコーン」
    「IC-275 10W---建物北側・ホイップアンテナ」

と接続して、144MHz周波数帯で行われるロールコールの信号を両方のアンテナで受信して見ます。左手はベランダディスコーンとつながった無線機706のボリューム、右手は建物北側のホイップアンテナと接続された無線機275のボリュームと、両手のボリュームを常に動かしながら、「下駄をひっくり返した底の手すり」と「まるまる北に開けた手すり」で、どのくらい違いがあるものなのか受信実験をしました。

結果は・・・・一回では判断できるところまで状況がつかめませんでした。
ある信号は谷間のベランダディスコーンが良好に受信し、ある信号は建物北側を180度見渡すホイップアンテナのほうが良好な受信だったりします。ロールコールの中心無線局は、ビームアンテナを回転させているということでしたが、そのビーム方向の変化も南側ディスコーンと北側ホイップで、常に聞き比べをしつつ受信をしていると、「南ディスコーンが強力受信しているのに北側ホイップが了解度の落ちた信号になったり、その逆になったり」と、どうなっているのか訳が分からなくなるような受信状況でもありました。

それでも、
「一方のアンテナでは全く受信できていない信号を、他方のアンテナでは非常に弱いながらも了解できるレベルで受信できていた」ケースもいくつかありました。

今回の建物南北の144MHzアンテナでの受信実験(第1回目)では、とても現象を把握することは出来ませんでしたが、とても興味深い手ごたえを得たのは確かです。144MHzバンドでは「3エレ八木」アンテナもありますので、建物北側で144MHz八木アンテナのビームを東--北--西へと振り回しながら、信号を探してみると面白そうです。できたら小さな小型ローテーターを利用して、「北側3エレ八木」と「南側ディスコーン」の信号をシャック内で手元で操作しながら「信号聞き比べ」ができたら面白そうなのですが、これはさらに設備投資が必要なのでちょっと厳しいです(^-^;)。

ともあれ、今日も第1386回ロールコールにチェックインさせていただきました。JM4WQP局の平田さん、ありがとうございました。 管理人 JN4VWH

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