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昼夜の高低差(臨界周波数)

2015年10月15日 | CQ HF+50MHz
今年は9月になって一気に夏の猛暑が遠のき、10月になって朝夜の気温がぐんと下がる日が続いています。確か去年も夏が早々に終わって、長いながい秋だったような気がしますが、今年もそのパターンなのかなと感じざるを得ません。

そんな中、秋のHF電波の伝播についても、ここ最近のweb上のデータを見てみると、

   

太平洋上の電離層が、日中は赤道付近からずいぶん日本に近づいていて、その臨界周波数は10MHzを越えることはありませんが、ずいぶん上がってきています。

そのためもあってと想像しますが、7MHzSSBバンドの信号を(18MHzアンテナのまま)受信してみると、タイミングによって大きく強弱に差がありますが、日本各エリアからのSSB信号が聞こえてきたりします。

その昼間のコンディションに対して、この太平洋からの電離層の臨界周波数が、夜になるととたんにドカーンと下がって、3MHz、4MHzだったりするのをここのところ比較的良く目にしています。


HF伝播コンディションが安定してくると、昼だけでなく夜もある程度の周波数まで電離層が反射してくれる日々となるのですが、最近の電離層状況は、このところの朝夜の冷え込みと同じく、日中と夜の「温度差の大きい」状況のようです。

追記 夜中の電離層画像

   

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