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届く 小型デジタルアンプLEPY

2015年12月20日 | 音楽DTM&DAW

ネット上で話題!と目にした格安デジタルアンプをぽちっとして、今日届きました。

話題になっている小型中華デジタルアンプLepaiの「現行モデル」・・・ではなくて、二世代前の旧バージョンがより安く出ていたので、試しに購入することにしました。


( Lepai ではなくて Lepy とロゴが付いています。 )

   ( Amazon 詳細:LEPY デジタルアンプ  LP-2020A )



現在の状況は、オーディオ鑑賞する部屋ではないし、DENONスピーカーもいちおう右と左に置いてはあるものの、右が手前に近く、左スピーカーは遠く少し高いところに置いてあったりしています(^-^;)。

その他の環境も考えると、格安中華デジタルアンプの「現行モデル」か「旧型モデル」か?という問題は、我が家においては関係なさそうなので、とりあえず安いほうで十分!ということになりました。

基本的には、手持ちのシンセサイザーが「アンプ・スピーカー内蔵」タイプではないので、キーボードから左右の出力ケーブルを、この小型デジタルアンプに挿して、にわか「キーボードアンプ・システム」にするのが主たる目的です。

電源アダプターは付属していなかったので、机の上の「安定化電源」から12Vを接続します。(安定化電源はパネルのツマミを回すことで、直流電源を3Vから16Vくらいの間で必要な電圧を獲得できます)

とりあえず適合するDCアダプタを探して、電源ケーブルを作成し、デジタルアンプと安定化電源を接続して動作確認をしてみました。

   

よかった、無事動作して、普通に音が出ました。

・・・・で、机の正面に渡してある板(この上に飛行機プラモデルが並んでいる)に、小型万力ではさみつけて取り付けました。上下が逆になりますが、とりあえず臨時の設置なので、今日のところはこれでOKです。

   

デジタルアンプとスピーカーを接続し、アンプへの音声入力ケーブルを(ケーブル箱の中から)探して接続しました。

入力ケーブルの端は現在のところ「ステレオ・ミニ・プラグ」です。これをタブレットやスマートフォンに挿して、再生する音源を送り込むことにします。

・・・ということで、今あるステレオシステムとは別系統のステレオ再生システムが追加されました。

机の上にシンセサイザーをのせて、その出力をケーブルでミニアンプに接続することで、評判のいい良好な音質で増幅されたキーボードの音が、オーディオスピーカーから出てくるようになりました(^-^)。 格安・小型・中華デジタルアンプ・・・ばんざい!

「音がちゃんと出るのかあ?」レベルで試しに購入しましたが、この値段で驚くべき音質にすっかり驚かされました。DENONのオーディオアンプを使っていたのですが、この小型中華製アンプに乗り換えです!仕事場のBGMにはもう十分すぎる、気持ちのいい音を出してくれます。うーん、すごいなあ(^-^;)。



( メインPCで仕事している時に、机のすみにタブレットを置いて、動画や音声ファイルを再生して、それを小型デジタルアンプ経由でオーディオスピーカーを鳴らす使い方、と、PC(DTMソフトなど)から音楽を再生しながら、同時に机の上に鍵盤を置いてキーボード出力を小型デジタルアンプで増幅再生する使い方が、現時点での小型アンプ購入の理由)






追記 小型デジタルアンプの音 (トーンコントロール・スルー状態)

ずいぶん以前に購入したDENONのプリメインアンプ、CDプレイヤー、スピーカーをずっと使っています。毎日毎日、頻繁に音を鳴らしているというような使い方はしていませんが、それでも15年以上はずっと使ってきています。

もともと「疲れたときにリラックスできる音」を念頭に、ドンシャリせず、ピキピキとシャープにならず、豊かでまろやかな音がいいなあと思いつつ、いくつかの候補の中から選んだと覚えています。

そんな我が部屋のシステムですので、今回届いた小型デジタルアンプで音を出してみると、「あれっ、このスピーカー、こんな硬い音が出るんだ!」「あれっ、このスピーカー、ベースの音がこんなに筋肉質な音が出るんだ!」と驚かされることになりました(^-^;)。

旧世代モデルのLEPY(Lepai)ですが、評判どおりの、特徴的な、目の覚めるような音をスピーカーから出してくれています。 

うーん、もしスピーカーの特徴を抑えた設計の「モニタースピーカー」を用意したら、さらに興味深い音を楽しめそうだなあと思いました。
( 同じ疲れた時でも、スカッとしたい時もありますから、その時にはピキピキ、ゴリゴリと歯切れ良く、引き締まった音を再生して聞きたい時もありますから )

 




追記 リチャード・ボナの柔らかいベース音

エレクトリックベースでも、激しいプル音が入るスラップベースも迫力あってかっこいいのですが、ベースらしい柔らかい音とエキゾチックな歌で音楽を仕立てるリチャード・ボナ(ここ2年くらいずっと聞いています)を、今日届いた小型デジタルアンプで再生すると・・・

音は柔らかい「まま」、そのまま輪郭のくっきりとしたキレのいいベース音になっていて・・・・うーん、びっくりです(^-^;)。

  Youtube動画 Richard Bona at Markbass Headquarters.



Richard Bona Groupe を構成する、ソプラノやアルトサックスなどの管楽器が入った部分も、キレがいい!ぱぱっ、ぱーーーー、ぱっ!

 Youtube動画 Richard Bona - Jarasum Jazz Festival 2015



たいこを右から左へだだだだっと叩いていくと、ドラムセットの幅を反映してスピーカーとスピーカーの間で、太鼓の音が「移動する」のが・・・見えます! 

うわー、すごいなあ。面白い、おもしろい、デジタルアンプ! いやあ、試しに買ってよかったー。(^-^)



追記 次から次へ 2015.12.21

小型デジタルアンプで、ハードディスク内の音をDENONスピーカーから聴くと、「あれっこんな音だったっけ」と思うことが多くて、それが面白くて次から次へとついつい聞いてしまいます。

今回スピーカーへの配線作業のついでに、不ぞろいだったスピーカーの高さを少し揃えたこともあって、聞こえてくる音がまとまりました。

というより、それが極めて鮮明に判別できるデジタルアンプからの再生音が、とにかくとにかく「特徴的」です。何もかもがくっきり聞こえてきて、音のチェックには最適ですね。くっきり立ち上がって聞こえてきますから、聞いていても小気味いいです。

逆に今までずっと聴いてきていた音が、ふすまの向こうの音のようにも思えてしまいます。もちろん、疲れた時にゆったり聞き流したり、部屋で仕事をしながら何か音楽を聴いていたりするのに「具合のいい道具」を選択したつもりなのですが、それが正解だったことも、この小型デジタルアンプのおかげで分かりました。

ちなみに、小型デジタルアンプで音楽をかけると、あまりにむきだしの音なので、「聞き入ってしまって仕事の邪魔」か、もしくは「耳障りでうるさくてとめてしまう」かもしれません。

(追記 購入以来ずっとデジタルアンプでの音を聴いています。当初は、手持ちのアナログアンプよりもとげとげしく感じたのですが、単にシャープな立ち上がり、くっきりとした粒立ちというべき音で、それらが今までのシステムではぼんやりとしていた!というだけでした。
購入したPL-3sデジタルアンプの音が、決して「耳障りの悪い」音ではないということが判明しました。・・・というより、シャープで切れのいい音がしているのに、同時にやわらかく、まろやかな音であるというのが次第に分かってきました。 うーん、これ!もうアナログアンプに戻れないかも・・・(^-^;))

でも、その両極端な二系統の再生装置を手元に用意することが出来たのは、なによりです。同じ疲れているときでも、スカッとしたい時はとびきりファンキーな音楽をデジタルアンプの方で聞くと具合よさそうです(^-^)。

それにしても、1800円(消費税、送料込み)で購入したデジタルアンプですが、色々なジャンルの音楽を次から次へと、とても面白く再生してくれます。

これだけ「音が違う」と、このデジタルアンプからの信号を再生するスピーカーも「動きが違う」ことになりますから、スピーカーの性格も変化してきそうな予感です(^-^;)。



追記 USBオーディオインターフェイス -> 小型デジタルアンプ 12.22

今夜は、PCのオーディオジャックからではなく、USBから音を取り出して、オーディオインターフェースを経由して( 途中、実験中手元で音量調整のためミキサー経由 )、小型デジタルアンプに接続して音を出してみました。

   

「PCのイヤホンジャックよりケーブルで小型デジタルアンプへ入力」
「PC・USB接続・・オーディオインターフェース経由で 小型デジタルアンプへ入力」

もともとすっきりとした音のするデジタルアンプですが、USBケーブルでソースを入力すると、さらに透明感の増したクリアな音になりました。そのまんまですが、そのまんま変化する!というあたりが、格安ながら驚くべきデジタルアンプの底力なのでしょうか。

PCのUSBジャックの数の問題で、USBに空きがあるときはUSB接続をして音を出しています。




追記 小型デジタルアンプ 二個目を追加購入  2015年12月末

「同じもの」Lepy LP-V3s をもう一つ注文してしまいました。たまたまBOSE社IC搭載というLP-V3sが出てるのを見たものですから、電子知識はもちあわせておらず理解は出来ないのですが、基本が同じ(OK)で、ICが少しだけ異なる・・・というのは、興味をそそられました。ただ「聞いてみる」だけですが、何か違いが面白いことになるといいなあと。 何せもとのメインディッシュは間違いの無い「安心の味わい」ですから、この「冒険」にはもともとリスクは無いに等しいはず・・・と。

 ( Amazon 詳細:2013年版【LEPY LP-V3S】POWER IC TA8254使用 )



先に購入したLP-V3はブラック、今回はシルバーでした。特に色を選んで購入という状況ではなかったのですが、フロントパネルのシルバー^は共通で、ボディがそれぞれ色が異なるので、スピーカーにつないだり外したりする時にアンプ本体を「間違える」ことがなくて、幸いでした。

届いて、早速先のアンプを外して、接続しなおすと・・・「あれっ」。

先に購入したLP-V3を一週間から10日くらいの間、毎日音源をいろいろ取り替えながら音を出して聞いていたので、「大体こんな感じの音」とイメージが落ち着いてきていたタイミングでした。そこへ同じLP-V3を取り付けて音を出してみると、ずいぶん感じが違いました。

シーンとしたスピーカーの間の空間に、ぱっ!と立ち上がるくっきりした音の様子はほとんど同じでした。・・・が、それよりも単純に低音があまり出ていないため、あれっ・・・前のLP-V3と音の出方が違う!と感じたのでした。

それは決して低音が出ていないというのではなく、やせ細ったというわけでもありません。バランスよく低音が出ている感じです。・・・あれっ、これも悪くないじゃないか!というのが最初の印象です。

ただ、前者のLP-V3は、しっかりとした輪郭を持ちながらも豊かな低音が「ぶわーーーっ」と出ていたので、そのぶわーーーが無くなったのであれっ?と思ったのでした。

ということで、先のLP-V3は不要に低音が出すぎ!と、比較対象を得て思うようになったというわけです。でも、個人的にはその「ぶわーーーっ」と低音が出ているのも、好きですし楽しい部分なので、気に入っているところです。( とにかくこの小型格安デジタルアンプは・・・面白い!気に入りました!)




追記 小型デジタルアンプ 新品から10日ほど稼動させたあとの音の変化 (エージング?)  2016.01.08

今までにもオーディオ関連の記事で「エージング」というのを目にすることがありました。例えばスピーカーコーンであれば、真ん中のコーンが前後にスライドする部分に「あたり」「こすれ」に関して、これは確かにエージングの効果を比較的容易に実感することが出来ると個人的には思っています。

それに対して、アンプ・・ではどうなのか?

今回入手した小型中華アンプではそのつもりで意識して稼働させながら音に注目していました。

・・・あれま、時間の経過とともに音が変化する!確かに音が変化する!うーん、その変化も音がいい方向へ変化している。 心地よい落ち着いた音に変化していく。

ふつうに入手して毎日のように使っていれば次第に良くなるわけなので、特に意識することも気にする必要もないことなのですが、今回そのつもりで注目していたら、新品で購入し、通電して使い始めたばかりの時よりも、確かに道具としての具合が良くなるというのを、この小型中華アンプでも体感することが出来ました。

 

あまりに具合がいいので、この小型中華アンプの二個目も購入して、ふたつ手元に確保したのですが・・・(もし耐久性の面で問題があって故障してしまうようなことがあったら、すぐバックアップに入れ替えよう!というのが第一目的です)

・・・・少し内容が違うものを購入したせいか・・・・音が違う!

最初に購入の一台目・・・

( Amazon 詳細:2013年版【LEPY LP-V3S】POWER IC TA8254使用 )

すぐ後に購入の二台目・・・

( Amazon 詳細:Lepy ステレオアンプ LP-V3S 【BOSE社パワーIC使用】

あとに入手したものは BSSE製ICが組み込まれているということで、何か違いがあるかなとちょっと楽しみにしたのですが、

ともあれ、一台目で連日使用してLEPYの音を耳が覚えきっている状態で、二台目のLEPYを接続して音を出したら・・・・ 音が違う!

 

面白いなあ、こんなこともあるのかあ?とそのつもりで耳を傾けると、とても気持ちのいい音で気に入っていた一台目の出力音質に対して、二台目の音質が劣る!ということはありませんでした。でも何か違う・・・どこが・・・・

上記で述べたエージング(たいした稼働時間ではないが、全くの新品としばらく使ったあとの違いは、この小型中華アンプにおいてはすぐ体感できるほどの違いがある)、

エージング時間の違いかもしれないものの、後者のBOSE製IC仕様のLEPYアンプの方が、高音から低音までとても落ち着いたまとまりのある音になっている・・・なあ、と気づかされました。

逆に、分りやすく言えば一台目のLEPYは「ドンシャリ」の派手な音がするのに対して、二台目のLEPYはバランスのいい落ち着いた音、という感じです。一見(一聞)二台目のアンプに付け替えた時に、「あれ、地味な音だなあ」と感じたのが第一印象でした(^-^;)。

追記

後者の二台目アンプをその後継続して使用しています。こちらのアンプも「エージング」効果か?とにかく毎日通電して音を出していると、その音質が次第次第に変化してきたことを聞いていて感じました。普通にBGMとして流している音を耳で聞いて、違いが感じられるというのは、相当「道具としての変化」があるのだろうと想像しています。

ともかく、二台目のアンプも個人的にとても気持ちのいい音がするアンプになってくれています。

 

 

追記  2019.02.12 

二台目の予備(バックアップ)、LEPY小型中華アンプを購入して、その後ずっと接続したまま使い続けています。上記のメモで「小型中華アンプの耐久性」が未知数であることをメモしていましたが、すでに3年間連続使用でいまだに稼働し続けています。その途中、何も不都合、不具合は発生していません。いやあ、すごいなあ。たいしたもんです(^-^)。

   

 

 

 


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