3月11日の大震災に関して、情報交換のための非常通信をワッチするために短波帯7MHzモノバンド・モービルアンテナを部屋の外の車・ルーフに取り付けて、アンテナを仮設しました。
短縮モービルアンテナはCometHR7でエレメントは2m少々になります。アースがないので車そのものを利用してアンテナを立ててみました。それでも新常置場所とすぐ隣の家の間で、屋根の高さにまでも至らない地上高のアンテナになります。
アナライザーのチェックをしながらエレメント長を少し調節してみたところ、7.030MHzあたりでのVSRWが1.3あたりまで落ちてくれて取り合えず運用可能なセットアップが出来ました。
車から同軸をそのまま窓に入れてシャック内へ引き込んで無線機IC-7000と接続します。最終的な無線機からの送信においても運用可能なVSWR値を無線機のディスプレイで確認できました。
・・・ところが、ノイズが無線機のメーターS7からS9まで振れています。入感信号は弱く、交信内容を了解することが厳しい状況です。
まずはシャック室内、そして室外のノイズ発生源を探してみます。もしこれが7MHzバンドノイズだったら少なくとも今日の非常通信受信はお手上げです。
--- 追記 ----------------------------------------------------------
シャック内の電源ON、OFFしたり、各種配線などをチェックしてみても7MHzバンドのノイズは変化がありませんでした。家の外、アンテナ周辺のノイズか、もしくは7MHzバンド・ノイズそのものだろうと判断しました。
その後、JARL非常通信局の交信、レポートをワッチすることが出来て「ノイズがひどくて了解できません」というのを耳にしました。
ともかく今まで馴染んでいた旧常置場所でのワッチと異なって、ひとつひとつどの要素がどのような具合になっているのか、仮設アンテナで運用し始めたばかりではひとつの判断そのものが大変です(^-^;)。
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それから国内通信専用と言うことで、今は車のルーフに立ててありますが、できれば早いうちに地面と水平にアンテナを設置したいと思っています(旧常置場所、集合住宅ベランダてすりアンテナで良好な運用が出来ていましたので)
追記7MHzバンド・4エリアでのコンディションの変化
簡易モービルアンテナを立てることで7.030MHzにダイヤルを合わせて非常通信センターJA1RLの運用をワッチ(VSWR・送受信とも可能)できる状況を確保することが出来ました。が、ノイズがひどく信号の強力なJA1RL局の信号さえ信号強度が下がってしまって了解しきれない場面も多くあるコンディションでした。
それでも数時間の経過でJA1RLの信号を、こちら4エリア・エレメント長2mほどのモービルアンテナ(地上高1m)で強度5-7くらいで受信する場面の一時的にありました。
しかし日没後は極端に信号をキャッチできない状況でした。
TwitterのJARL_ARESC発信の情報によると、
周波数7.030MHzにおいて、地上高30mの短縮ダイポールアンテナを使って出力500Wによる運用
ということでした。
JA1RLが電波を発射するとその瞬間はノイズが小さくなり復調音がノイズをかき分けるようなスピーカーの音を聞いて送信パワーの大きさを予感していました。
(同時に7MHzの雑音が当局のローカルノイズというよりは、バンドノイズの可能性が高いなあと思ったのでした)
ともあれ、残念ながらHF・7MHzモノバンドアンテナを仮設した初日の今日は、新しい常置場所とその周りの環境の影響もあって戸惑うことばかりでした。
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