7月1日金曜日夜のこと。ふと外で見上げると星々がとても綺麗に輝いていることに気づきました。早々に梅雨は明けたものの、台風も接近してきていて、7月になったものの、もしかすると数日天候には恵まれないかもしれない・・・
ということで、よく見えているうちに撮影しておこう!と、玄関先に三脚とカメラを持ち出して、屋根のすぐ上のところに輝く「夏の大三角」にレンズを向けました。(白鳥座のデネブ、織姫星ベガ、彦星アルタイルの三角形)
APS-CセンサーのPentaxK-5に、PentaxM28mm広角レンズを取り付けたのですが・・・APS-Cなので、実質約45mmレンズの画角のため、夏の大三角全体を写真に撮ることは出来ません。
なので、七夕で注目される織姫星と彦星が一枚の画面に収まるようにカメラ・レンズを設定してシャッターを切りました。
(画像をクリックで拡大写真へ)
ISO1600 f5.6 15s秒 JPEG四枚
Pentax M28mm f2.8 Pentax K5 + GPS簡易星追尾
7月7日頃には、台風の影響もすっかり終わって、きれいな星空の見える夜になればいいのですが、どうもその頃の天候は恵まれないかもしれないということで、7月に入って早々に、織姫星と彦星を先に撮影しておきました。
ものすごい湿度の夜の星空撮影 2022.06.28
6月末、梅雨が開けて間もない頃、比較的星が綺麗に見える夜がありました。(6月28日の深夜) ささっと三脚とカメラを持ち出したのですが、屋外はものすごい湿度の夜で、カメラをセットしている段階でボディがひどく濡れているのに気づきました。
でも、自宅玄関先や中庭での星空撮影は、いつもおよそ10分ほどの撮影作業時間なので「 ささっと撮影する間だけだから大丈夫だろう 」と、気にせずカメラをセットし、撮影準備をしていると・・・
「あれ、星がよく見えない!!!! 」
気にしない、気にしない、と撮影してみることにしました。その結果、あれ、なにこれ、全体にぼんやりボケてる!
そしてすぐ気づきました。星空を見上げるようにセットしたレンズの先端が、
お風呂の中のようにすっかり曇ってしまっていました。
・・・とそのような、猛烈な湿度の夜でしたので、「星空撮影のための湿気対策」をする前に、撮影者のほうがそれ以上、大浴場の中のような環境に耐えきれず、あーもう無理無理!と そそくさと片付けて家の中に逃げ込みました。
その時、三枚だけ撮影した写真の一枚が・・・・
(画像をクリックで拡大写真へ)
ISO1600 f2.8 30 s秒 JPEG
PentaxM50mm f1.7 Pentax K-5 + GPS Astro Tracer
右上の明るい光は、お月様ではなく「木星」でした。 そして右下の赤い星は「火星」です。月夜の写真ではなく、比較的おとなしい普通の星空撮影だったのですが、まるで露天風呂から撮影したかのような写真になりました。
これはこれで、記念の一枚かも!とこの記事にメモしておきます。
「拡大写真」のほうでチェックしてみると、モワーンとしたモヤモヤの中に、赤色の火星がしっかりと点で撮影できています。でも、普通に写真全体を見ると、「月と星」の写真に見えます・・・ (^-^;) 。
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