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サムヤンSAMYAN14mmf2.8広角レンズ for 星空撮影

2023年08月14日 | カメラ・ビデオ関連
昨日、日暮れ後に散歩に出かけた時、手前に障害物のない夜空の開けたところに通りかかりました。「おお、北極星を真ん中に、左に冬の星座北斗七星、右に夏の星座カシオペア座がふたつとも見える!」・・・と、散歩を終えて帰宅したあと、もう一度カメラを持って車で出かけました。

その時持ち出したのが我が家で最も画角の広いサムヤン14mmレンズ(forCanonEF)でした。

十分に使い込んでいないため、露光時間がよく分かっていない状況で、ささっと撮影をするために、通常利用する24mm広角レンズと同じくらいの露光時間で撮影しました。

 
  (画像をクリックで拡大写真へ)
ISO1600  f2.8開放  6 s秒 JPEG 
Samyang 14mm f2.8   Canon EOS 5D Mk2 Full Frame


「14mm広角レンズでは、拡大表示したときに星があまり流れて見えない写真にするには、何秒くらいまでシャッターを開いたままにしていてもいいのだろう?」

ということで、台風7号接近の前、今夜まだ星が見えるコンディションだったので実験してみました。

東の空、すばる=プレアデス星団 と その右上に明るく輝く「木星」を真ん中において、複数のシャッター速度を試してみました。露光時間30秒、25秒、20秒、15秒 と。

撮影後、PCにデータを取り込んでディスプレイ上でチェックしてみると、トリミングなしの普通の14mm広角撮影写真であれば、25秒、20秒でも、星が点に止まって見える写真です。

それを拡大表示してチェックすると、ぎりぎりOKかなと見えるのが20秒、もし15秒にすると「拡大表示してもほぼ星の光が点に見える」ように感じました。

露光時間15秒の試験撮影

 
  (画像をクリックで拡大写真へ)
ISO1600  f2.8開放  15 s秒 JPEG 
Samyang 14mm f2.8   Canon EOS 5D Mk2 Full Frame

ちなみに、今回利用したサムヤン14mm単焦点広角レンズは、絞り開放から星がきれいな光の点になって撮影可能なレンズで、かりに開放からf4,f5.6と絞り込んでいっても、開放f2.8の写真とほとんど変化がない!という、面白い特徴を持ったレンズです。
(入手してまもなく、絞り値を変化させることで、写真に違いが発生するかどうか、試してみました。結果が上のようになったので、このレンズで星空撮影するときは、絞り値についてはなんの迷いもなく、常にf2.8で撮影しています)

今後は、このサムヤン14mmレンズで、シャッター速度15秒、20秒の両者で撮影を複数回試写を重ねてみようと思います。ある写真では15秒が好ましいときもあるだろうと思っていますが、また別の状況の星空写真では20秒での撮影のほうが具合がいい、という場合もあるのではと想像しています。

(もし簡易赤道儀・ポタ赤を使用するような場合は、こうした露光時間の微妙な使い分けは不要になると思いますが・・・ 現在のところ電気じかけの星を追尾する機械を所有していないので、当分三脚の上にカメラを固定した撮影をしていくことになります)


先日、Samyan14mmf2.8で、北極星周辺を広角撮影したブログ記事

 
  (画像をクリックで拡大写真へ)

先日のこの写真、超広角14mmレンズでの撮影で、露光時間を何秒まで可能なのか確認していなかったため、いつもどおり「6秒」にしました。上の写真は8枚のJPEGを合成しているので、合計露光時間は 6×8=48秒になります。

もし15秒で撮影していたら、15×8=120秒(2分)になりますから、もっと精細な星空写真になった・・・・かもしれません(^-^;)。

 
  (画像をクリックで拡大写真へ)
 Samyan 14mmf2.8  &  Canon EOS5D mark2










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