読書熱が下がりません。SF以外にも色々と買い込んで読み漁っておる次第。
一体いくらつぎ込んだのか分からない。主に古本で買うのですが、新刊で買ってる冊数もかなりの数になるもんなあ。
で、4月以降で読んだ本(作者別 タイトルのマーク☆は面白い △はそこそこ ×イマイチ)
小川一水
☆イカロスの誕生日 ソノラマ文庫
人類の一部に翼を持つ者がいる世界の話。エンディングはどうもイマイチだったけれど、それ以外は実におしろい。
☆ハイウイングストロール ソノラマ文庫
特殊な雲の海で、飛行機に乗りモンスターハントをする話。なかなかの冒険活劇でした。
☆群青神殿 ソノラマ文庫
突如海に現れた船を襲う生物と潜水艇乗りの男女の話。フィリピン海軍がこんなにがんばってる小説は初めてでした。内容はおもしろかったです。
×アースガード ソノラマ文庫
名古屋近辺が舞台なのでそれだけは面白かった。あとは駄目。
△ファイナルシーカー MF文庫
空自の救難隊の話。幽霊の要素がなければもっと面白かっただろうに。
秋山瑞人 電撃文庫
△イリヤの空、UFOの夏 その1~4
転校生の女の子には大変な秘密がありましたなお話。可もなく不可もなく。ああ、でも榎本のおっさんは良いと思う。
×ミナミノミナミノ 電撃文庫
南の島で出合った少女は不思議な少女でしたなお話。可もなく不可もなく。続きが出ていないが、出ても買わないかも。
橋本紡
☆半分の月がのぼる空 1~8 電撃文庫
少年が入院した病院で出会った少女は心臓病で・・・な話。すんません、大変気にいってしまいました。少し前に、テレビドラマ化してました。ちょっと見てみたい気もする。
☆毛布おばけと金曜日の階段 電撃文庫
あたしとおねえちゃんと、おねえちゃんの彼氏の3人で過ごす金曜日の話。それなりに問題があって、解決するわけでもないのだけど読後感はすっきりしました。
野尻抱介
☆ロケットガール1~3巻「女子高生、リフトオフ」「天使は結果オーライ」「私と月につきあって」 富士見ファンタジア文庫
女子高生が宇宙飛行士になった話。ぷらねっとまんさんの言うように、ラノベの文体なのに何気にハードSF。満足です。
これで野尻抱介で読んでないのは「ピニェルの振り子」ぐらいか。こいつがまだ見つけられない。
桜庭一樹
☆ブルースカイ ハヤカワ文庫
3つの箱庭と3つの青空、そして少女についての物語。ジャケ買いです。内容を見るより表紙をみて欲しくなりました。この表紙、大好きだ。そして読んでみたら中身も気に入りました。この作者の本、他も読んでみようかどうかお悩み中。
花田一三六
☆曙光の誓い Cノベルファンタジア
モンゴル風の大地での少年の冒険物語。もう私にこんな純粋な心は残っていませんと懺悔したくなりました。面白かったです。でもイラストの主人公とヒロイン、どう考えても本文中の年齢より年上だろ。
☆八の弓、死鳥の矢 GA文庫
架空の乱世の世を描く短編集。デビュー作の復刊。なかでも「架橋」に出てくる老傭兵が堪りません。「曙光の誓い」よりもこの文体の方がいいな。
梶尾真治
×サラマンダー殲滅 上下 光文社文庫
夫と娘をテロで殺された女性が復讐する話。日本SF大賞を受賞したそうですが、正直イマイチでした。なんというか文章に違和感が。例えると海外作品を和訳したら微妙なニュアンスが狂いましたみたいな。ん、よく分からんな。
×ヤミナベポリスのミイラ男 光文社文庫
全宇宙のスーパーヒーローが集結したらテロで全滅、巻き込まれた一般人が超人パーツの寄せ集めで無理やりヒーローに。ああ、もうだめ。
☆未来のおもいで 光文社文庫
男がある山で出会った女性は27年後の時代の人だったという話。しみじみと沁みる良いお話です。
☆ムーンライトラブコール 光文社文庫
☆スカーレットの耀奈 新潮文庫
2冊ともSF短編集。この人の恋愛小説の基本は一目惚れですな。面白いけど。しかし「ヤミナベポリス」のあとで読むと同一人物の作品かどうか怪しく思える。
△ドグマ・マ=グロ 新潮文庫
新米看護婦が深夜の病院で異変に巻き込まれる話。部分ごとに見ると面白いのだけれど、全体で見るとあんまり面白くない。微妙。
横山秀夫
△影踏み 祥伝社文庫
母親に殺された弟の思念を宿した泥棒の話。話そのものは切なさ空しさてんこ盛りで面白いのだが、頭の中の弟の要素が余分に感じる、重要な役どころとはいえ。
藤原伊織
☆ダナエ 文芸春秋(ハードカバー)
短編集。帯に「黙って泣いた。」とアオリがついているだが、正にその通り。実際涙を流したわけではないが。ほんとのハードボイルドだ。
そして藤原伊織さんが先日亡くなられたとのこと。もっと多くの作品が読みたかったです。御冥福をお祈りします。
横山信義
△激浪の太平洋3 Cノベルズ
この人の作品、特別面白いわけでもないのだが、ついつい買って読んでしまうな。
レオンス・ペイヤール
☆潜水艦戦争1939-1945 上下 ハヤカワ文庫
WWⅡの各国の潜水艦戦記。英独米日ならともかく、仏伊ソのことまで広く取り扱っていて大変勉強になりました。
とりあえず以上、37冊。よくもまあこんなに。そしてまだ未読が26冊。これだけよんでても未読在庫が前より増えてるって、どれだけ本買っとんねん。やれやれ。でもまだまだ読書熱は続くでしょう。
あとは漫画で特に面白かったものを。
カラスヤサトシ
カラスヤサトシ2 講談社
歴史上最高傑作の4コマ漫画だと思います。作者のありえない日常が描かれてますが、たま~に自分の経験とシンクロするものがあるとちょっと憂鬱になれます。
それにしても晴れた日曜日の昼間にバイクにも乗らず、どこにも出ないで部屋にいるのは休日に対する冒涜のように思えてしまう。まあ今日はやむをえない事情により、出かけられないのでしょうがない。
そして山積の本を整理していたら、なんとなくブログの更新でもと思った次第なのです。
ああ、本棚に入らない本を数えてみたら221冊もありました。どないしょ。
一体いくらつぎ込んだのか分からない。主に古本で買うのですが、新刊で買ってる冊数もかなりの数になるもんなあ。
で、4月以降で読んだ本(作者別 タイトルのマーク☆は面白い △はそこそこ ×イマイチ)
小川一水
☆イカロスの誕生日 ソノラマ文庫
人類の一部に翼を持つ者がいる世界の話。エンディングはどうもイマイチだったけれど、それ以外は実におしろい。
☆ハイウイングストロール ソノラマ文庫
特殊な雲の海で、飛行機に乗りモンスターハントをする話。なかなかの冒険活劇でした。
☆群青神殿 ソノラマ文庫
突如海に現れた船を襲う生物と潜水艇乗りの男女の話。フィリピン海軍がこんなにがんばってる小説は初めてでした。内容はおもしろかったです。
×アースガード ソノラマ文庫
名古屋近辺が舞台なのでそれだけは面白かった。あとは駄目。
△ファイナルシーカー MF文庫
空自の救難隊の話。幽霊の要素がなければもっと面白かっただろうに。
秋山瑞人 電撃文庫
△イリヤの空、UFOの夏 その1~4
転校生の女の子には大変な秘密がありましたなお話。可もなく不可もなく。ああ、でも榎本のおっさんは良いと思う。
×ミナミノミナミノ 電撃文庫
南の島で出合った少女は不思議な少女でしたなお話。可もなく不可もなく。続きが出ていないが、出ても買わないかも。
橋本紡
☆半分の月がのぼる空 1~8 電撃文庫
少年が入院した病院で出会った少女は心臓病で・・・な話。すんません、大変気にいってしまいました。少し前に、テレビドラマ化してました。ちょっと見てみたい気もする。
☆毛布おばけと金曜日の階段 電撃文庫
あたしとおねえちゃんと、おねえちゃんの彼氏の3人で過ごす金曜日の話。それなりに問題があって、解決するわけでもないのだけど読後感はすっきりしました。
野尻抱介
☆ロケットガール1~3巻「女子高生、リフトオフ」「天使は結果オーライ」「私と月につきあって」 富士見ファンタジア文庫
女子高生が宇宙飛行士になった話。ぷらねっとまんさんの言うように、ラノベの文体なのに何気にハードSF。満足です。
これで野尻抱介で読んでないのは「ピニェルの振り子」ぐらいか。こいつがまだ見つけられない。
桜庭一樹
☆ブルースカイ ハヤカワ文庫
3つの箱庭と3つの青空、そして少女についての物語。ジャケ買いです。内容を見るより表紙をみて欲しくなりました。この表紙、大好きだ。そして読んでみたら中身も気に入りました。この作者の本、他も読んでみようかどうかお悩み中。
花田一三六
☆曙光の誓い Cノベルファンタジア
モンゴル風の大地での少年の冒険物語。もう私にこんな純粋な心は残っていませんと懺悔したくなりました。面白かったです。でもイラストの主人公とヒロイン、どう考えても本文中の年齢より年上だろ。
☆八の弓、死鳥の矢 GA文庫
架空の乱世の世を描く短編集。デビュー作の復刊。なかでも「架橋」に出てくる老傭兵が堪りません。「曙光の誓い」よりもこの文体の方がいいな。
梶尾真治
×サラマンダー殲滅 上下 光文社文庫
夫と娘をテロで殺された女性が復讐する話。日本SF大賞を受賞したそうですが、正直イマイチでした。なんというか文章に違和感が。例えると海外作品を和訳したら微妙なニュアンスが狂いましたみたいな。ん、よく分からんな。
×ヤミナベポリスのミイラ男 光文社文庫
全宇宙のスーパーヒーローが集結したらテロで全滅、巻き込まれた一般人が超人パーツの寄せ集めで無理やりヒーローに。ああ、もうだめ。
☆未来のおもいで 光文社文庫
男がある山で出会った女性は27年後の時代の人だったという話。しみじみと沁みる良いお話です。
☆ムーンライトラブコール 光文社文庫
☆スカーレットの耀奈 新潮文庫
2冊ともSF短編集。この人の恋愛小説の基本は一目惚れですな。面白いけど。しかし「ヤミナベポリス」のあとで読むと同一人物の作品かどうか怪しく思える。
△ドグマ・マ=グロ 新潮文庫
新米看護婦が深夜の病院で異変に巻き込まれる話。部分ごとに見ると面白いのだけれど、全体で見るとあんまり面白くない。微妙。
横山秀夫
△影踏み 祥伝社文庫
母親に殺された弟の思念を宿した泥棒の話。話そのものは切なさ空しさてんこ盛りで面白いのだが、頭の中の弟の要素が余分に感じる、重要な役どころとはいえ。
藤原伊織
☆ダナエ 文芸春秋(ハードカバー)
短編集。帯に「黙って泣いた。」とアオリがついているだが、正にその通り。実際涙を流したわけではないが。ほんとのハードボイルドだ。
そして藤原伊織さんが先日亡くなられたとのこと。もっと多くの作品が読みたかったです。御冥福をお祈りします。
横山信義
△激浪の太平洋3 Cノベルズ
この人の作品、特別面白いわけでもないのだが、ついつい買って読んでしまうな。
レオンス・ペイヤール
☆潜水艦戦争1939-1945 上下 ハヤカワ文庫
WWⅡの各国の潜水艦戦記。英独米日ならともかく、仏伊ソのことまで広く取り扱っていて大変勉強になりました。
とりあえず以上、37冊。よくもまあこんなに。そしてまだ未読が26冊。これだけよんでても未読在庫が前より増えてるって、どれだけ本買っとんねん。やれやれ。でもまだまだ読書熱は続くでしょう。
あとは漫画で特に面白かったものを。
カラスヤサトシ
カラスヤサトシ2 講談社
歴史上最高傑作の4コマ漫画だと思います。作者のありえない日常が描かれてますが、たま~に自分の経験とシンクロするものがあるとちょっと憂鬱になれます。
それにしても晴れた日曜日の昼間にバイクにも乗らず、どこにも出ないで部屋にいるのは休日に対する冒涜のように思えてしまう。まあ今日はやむをえない事情により、出かけられないのでしょうがない。
そして山積の本を整理していたら、なんとなくブログの更新でもと思った次第なのです。
ああ、本棚に入らない本を数えてみたら221冊もありました。どないしょ。
「ピニェルの振り子」は、個人的にはイマイチでした。
「イリヤ~」は、あ~、アニメをスケッチするとこんな感じのな話ですかね。
実は今、剣客商売を全部読み直しています。
「剣客」は全巻セットを古本屋で購入して一気に読みましたよ。お気に入りは7巻の「雹どん、逃げろ」ですね。あと池波さんの作品だと「男の作法」が印象に残ってます。とてもあんな粋にはなれませんが。