濫読

今月は、やたらと本を読んでます。しかも特定の作家のものばかり。

野尻　抱介
林　譲治
谷　甲州

以上の作家のSF作品ばっかり。特にお気に入りは野尻抱介の「太陽の簒奪者」。ま、これを読んだのがきっかけで急速にSFを読み漁っているのです。

いままでSFにはほとんど手を出していなかったので、かなり新鮮な気持ちで読めるのが良い。林譲治の「ウロボロスの波動」も面白かった。この人はいわゆる仮想戦記ものなんかもかなり書いていますが、そちらは何冊か読んでみて正直なところ面白くなかった。しかしSFになると全然違って、面白い。「ウロボロス～」の続巻、「ストリンガーの沈黙」はどこにも売ってないのでネットで購入してしまいました。

谷甲州は仮想戦記や山岳冒険物やSFを書くという、なんだかどれが本業だか分からない作家だが、どれも面白いから困ったもんだ。特に面白かったのは「エミリーの記憶」だな。あとSFじゃないけど「サージャント・クルガ」も。

そんなわけでほぼ毎日、朝起きてからと寝る前は読書タイム。一日か二日で1冊のペースで読みまくりです。2月に入ってからだけですでに18冊の文庫やら書籍を読破。しかも先にあげた3人の作家の作品だけで。このうえ他の作家にまで手を出し始めたら眼も当てられんな。

仕事が忙しいってのに、寝る間も惜しんで何をしてるんだろうねエ。さて、明日も仕事だけど、読みかけの文庫を読み終えてから寝ようかね。ちなみに今読んでいるのは林譲治「暗黒太陽の目覚め」下巻。タイトルだけ見るとなんなだかなあ、て感じですが中身はごっついハードSFです。