風の向くまま 気の向くまま

風と気の向くままに、日常を。

春だねぇ、いよいよバイク乗りに復帰です。

2006-03-19 22:15:33 | バイク
ああ、今日はいい天気でした。晴れました。だから出かけました。1月3日以来のロングツーです。


朝からバイクを軽く洗って埃を掃い、チェーンにオイルをさし、すぐ近くのGSでガソリン満タン、タイヤのエアーもチェック。


いよいよ出発。時刻は7時半。近くのインターから高速に乗り一路東へ。もうね、スッコーンと広がる青空に、目の前を登っていく太陽、雨上がりでぬれた路面が光を跳ね返してまぶしいのなんの。その中を快調にエンジンを響かせて走るバイク。嬉しい、その一言に尽きますな。もうたまらんわい。


さて、高速を豊川ICで降りて今度は国道1号線でさらに東へ。前にも紹介したことのある浜名バイパスを一気に走りぬける。いやもう人には言えない速度で。久々に時速1XXkmを出すと、結構怖かった。やっぱり感覚が抜け落ちてるなあ、などと思っていましたね。ま、すぐに戻ってきたけど。で、東に走り続けて大井川に到達、そこから今度は寸又峡を目指して川沿いに北上です。


道中、今年は開花の遅かった梅が結構たくさんあって梅見気分でのんびりと。大井川沿いの道は3度目になるけど、適度なワインディングといい景色の見れるポイントが多くて好きな道です。そんな風に梅や景色を楽しみながら走っていると、なんと満開の桜が。桜にはまだ少し早い時期ですが、この木はもう満開です。あまりに見事なので写真も撮ってみました。


そしてさらに北上を続け寸又峡へ、と思っていたのですが目の前を観光バスが。その先の道はかなり狭く追い越しは無理。だからやめました、寸又峡。分岐をひとつ変更して接祖峡へ、さらに数十km先の山奥にある口坂本温泉へ。
なぜそこにしたか?だって山奥の秘湯っぽいし石造りの露天風呂があるって地図に書いてたから。でも何よりも、気が向いたから。他の理由は付け足し。そんなもんやね。


その口坂本温泉、たしかにえらい山奥です。だがしかし、かなり客がいる。しかも中年か御老体の方ばかり。どうも周辺村落の皆様方の憩いの場らしい。でもそんなことは気にせず温泉へ。入浴料は280円とお安め。ああ~もう気持ちええのお、とうめきつつ露天風呂を満喫。ただ入浴客が多くて写真を撮ろうものなら間違いなくお宝激写!になるのであきらめました。しかしいい温泉だった。また来よう。
入浴後は休憩室で一休み。WBC韓国戦を4回表まで見たところで、後ろ髪を引かれつつ(帰宅後に日本の勝利をしりました)出発です。


来た道を戻りつつ途中、SLで有名な大井川鉄道の終着駅「千頭」駅へ。ホームにはちょうどそのSLが止まっていました。いいですなSL。新幹線よりかっこいいと思うよ俺は。ちなみにこの大井川鉄道、SL以外の電車ももちろん運行しているのですが、その車両は他の鉄道会社の中古車両なのだ。今日見かけたのは、近鉄と南海電車の昔の車両。しかもカラーリングが昔使われていた私鉄の色(近鉄は橙、南海は緑)そのままにしてあるので面白いです。


SLを後にして、後はもう掛川から高速に乗って名古屋へ帰ってきました。今日の走行距離は526km。このぐらい走ると、走ったなあって実感するな。
さあ、またどんどんいろんなとこへ走りに行くとするか。


ちなみに、以前ある人に言われた言葉。
「ライダーは雨後の竹の子みたいなやつらだな」
意味としては、春になると竹の子みたいに次々ライダーがあらわれる(生えてくる)というようなことらしい。いやあ、春だし昨日は雨だったし、まさにそのとおりやん、と一人感心して今日はさいなら。

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