読書熱もだんだん平熱に戻りつつあるようです。そしてSFは一段落しつつあり。とはいえ相変わらず読むのはとまらない。
で、5月20日以降に読んだ本(作者別 タイトルのマーク☆は面白い △はそこそこ ×イマイチ)の役に立たない紹介。
ジョン・J・ナンス
☆軌道離脱 ハヤカワ文庫
平凡な会社員が懸賞で宇宙旅行に当選して宇宙に行ったら遭難して通信途絶、生還絶望となってPCに自分の回顧録を書いていたら実はリアルタイムでネットに流れていましたという話。内容は多少クサイものがあるが、この面白さの前には些細なことと思える充実の内容でした。
仁木 穣
×グアルディア 上下巻
ウイルスが原因で滅びかけた未来の地球での愛憎と頽廃のSFオペラ。あまり面白くなかった。むしろ途中から読むのがめんどくさくなるぐらい。
佐藤賢一
☆剣闘士スパルタクス 中公文庫
ローマ帝国に叛いた男、スパルタクスの物語。血沸き肉踊る武骨な話なのにその裏は・・・。
☆傭兵ピエール 中公文庫
ジャンヌ・ダルクを、そのそばにいた傭兵の視点で描いた話。こういう解釈も大いにアリだな、と納得の逸品。佐藤賢一は何年か前に「カルチェ・ラタン」と「ジャガーになった男」を読んで以来ですが相変わらず面白い。
小川一水
☆天涯の砦 ハヤカワSFシリーズ Jコレクション
軌道ステーションで起きた致命的な事故、その生存者のお話。実を言えば気に食わない部分もあるけれど、トータルでは非常に面白い良作でした。
△疾走!千マイル急行 上下巻
豪華国際寝台列車千マイル急行に乗ったら祖国がなくなっちゃってまあどうしましょな状況をがんばる少年少女の話。悪くはなかったのだが、要所要所で展開が強引過ぎてちょっとしらけてしまうのが欠点だろうか。
花田一三六
☆大陸の嵐 GA文庫
折りしも戦乱が幕開く時期に密偵が出会ったのは大陸一の遊女、数奇な運命の二人の話。ルパートさんは渋すぎる爺様です。最高です。私的には花田一三六作品の中で一番であると認定。
☆龍族ドラッケンハイト Cノベルズファンタジア
下等種族の人族と多種族との交わりの話をオムニバスっぽく。第4話が一番お気に入り。
花田一三六はこのところ立て続けに本が出ていて非常にうれしい。
篠崎砂美
☆お隣の魔法使い 始まりは一つの呪文 GA文庫
少女目メアリーと隣に引っ越してきた不思議な男との少し不可思議な日常のお話。「大陸の嵐」のあとがきで花田一三六が面白いといっていたので読んでみた。実にほのぼのとした不可思議の日常は良い感じです。
原遼
☆私が殺した少女 ハヤカワ文庫
探偵沢崎が否応もなくある少女の誘拐事件に巻き込まれていく話。久々のハードボイルドな探偵物。20年近く前の作品だと今知った。しかし読み出すと止まらない、魅力十分な作品。
☆天使たちの探偵 ハヤカワ文庫
探偵沢崎の短編集。「私が~」が面白かったので続けて購入。なかでも「選ばれる男」が大変お気に入り。
そして原遼を気に入ってしまったので、他の作品も読むことに決定。
森博嗣
☆フラッタ・リンツ・ライフ Cノベルズ
戦闘機を駆り、空に生き、地上でにごった生よりも輝くものを知っている「僕」たちの物語。実は森博嗣の作風はあまり好みではないのだが、これも含むスカイクロラのシリーズだけはいい。でもシリーズを読み始めたきっかけは鶴田謙二のカバーイラストだったりする。
鳴海章
×国連航空軍「ユニコーン」出撃指令 上中下巻 Cノベルズ
アジアの麻薬地帯で国家並みの兵力を持つテロ組織に対して国連航空軍が創設されましたなお話。イマイチでした。以上。
桜庭一樹
☆「GOSICK」~「GOSICK Ⅵ」までと「GOSICKs」~「GOSICKs Ⅲ」の9冊 富士見ミステリー文庫
欧州の小国の学園に留学した東洋人の少年と、その学園に閉じ込められて少女との話。前に読んだ「ブルースカイ」が面白かったので手を出してみた。多分、ミステリーのことについて深く突っ込んではいけないのだろうけど、それをさておいても面白いからよし。
横山信義
△激浪の太平洋4 Cノベルズ
私にとって定番の作家さんなので、はずれを恐れることなく読めるのがよい。
雑賀礼史
☆リアルバウトハイスクール15 富士見ファンタジア文庫
とんでもない高校でとんでもない教師と生徒がとんでもないことしてる話。今回はとんでもなく暴走気味で心地よい。それにしても、もう10年以上続いてるのにいつ終わるんだろう。いやまあ面白いからいいんだけどね。
以上、今回は28冊。数えてみると、やっぱけっこうな数を読んでるな。だがまだまだ読みたい本はあるのでどうなることやら。
多分ペースは落ちていくだろうね。休みの日のバイク率が上昇するので。
で、5月20日以降に読んだ本(作者別 タイトルのマーク☆は面白い △はそこそこ ×イマイチ)の役に立たない紹介。
ジョン・J・ナンス
☆軌道離脱 ハヤカワ文庫
平凡な会社員が懸賞で宇宙旅行に当選して宇宙に行ったら遭難して通信途絶、生還絶望となってPCに自分の回顧録を書いていたら実はリアルタイムでネットに流れていましたという話。内容は多少クサイものがあるが、この面白さの前には些細なことと思える充実の内容でした。
仁木 穣
×グアルディア 上下巻
ウイルスが原因で滅びかけた未来の地球での愛憎と頽廃のSFオペラ。あまり面白くなかった。むしろ途中から読むのがめんどくさくなるぐらい。
佐藤賢一
☆剣闘士スパルタクス 中公文庫
ローマ帝国に叛いた男、スパルタクスの物語。血沸き肉踊る武骨な話なのにその裏は・・・。
☆傭兵ピエール 中公文庫
ジャンヌ・ダルクを、そのそばにいた傭兵の視点で描いた話。こういう解釈も大いにアリだな、と納得の逸品。佐藤賢一は何年か前に「カルチェ・ラタン」と「ジャガーになった男」を読んで以来ですが相変わらず面白い。
小川一水
☆天涯の砦 ハヤカワSFシリーズ Jコレクション
軌道ステーションで起きた致命的な事故、その生存者のお話。実を言えば気に食わない部分もあるけれど、トータルでは非常に面白い良作でした。
△疾走!千マイル急行 上下巻
豪華国際寝台列車千マイル急行に乗ったら祖国がなくなっちゃってまあどうしましょな状況をがんばる少年少女の話。悪くはなかったのだが、要所要所で展開が強引過ぎてちょっとしらけてしまうのが欠点だろうか。
花田一三六
☆大陸の嵐 GA文庫
折りしも戦乱が幕開く時期に密偵が出会ったのは大陸一の遊女、数奇な運命の二人の話。ルパートさんは渋すぎる爺様です。最高です。私的には花田一三六作品の中で一番であると認定。
☆龍族ドラッケンハイト Cノベルズファンタジア
下等種族の人族と多種族との交わりの話をオムニバスっぽく。第4話が一番お気に入り。
花田一三六はこのところ立て続けに本が出ていて非常にうれしい。
篠崎砂美
☆お隣の魔法使い 始まりは一つの呪文 GA文庫
少女目メアリーと隣に引っ越してきた不思議な男との少し不可思議な日常のお話。「大陸の嵐」のあとがきで花田一三六が面白いといっていたので読んでみた。実にほのぼのとした不可思議の日常は良い感じです。
原遼
☆私が殺した少女 ハヤカワ文庫
探偵沢崎が否応もなくある少女の誘拐事件に巻き込まれていく話。久々のハードボイルドな探偵物。20年近く前の作品だと今知った。しかし読み出すと止まらない、魅力十分な作品。
☆天使たちの探偵 ハヤカワ文庫
探偵沢崎の短編集。「私が~」が面白かったので続けて購入。なかでも「選ばれる男」が大変お気に入り。
そして原遼を気に入ってしまったので、他の作品も読むことに決定。
森博嗣
☆フラッタ・リンツ・ライフ Cノベルズ
戦闘機を駆り、空に生き、地上でにごった生よりも輝くものを知っている「僕」たちの物語。実は森博嗣の作風はあまり好みではないのだが、これも含むスカイクロラのシリーズだけはいい。でもシリーズを読み始めたきっかけは鶴田謙二のカバーイラストだったりする。
鳴海章
×国連航空軍「ユニコーン」出撃指令 上中下巻 Cノベルズ
アジアの麻薬地帯で国家並みの兵力を持つテロ組織に対して国連航空軍が創設されましたなお話。イマイチでした。以上。
桜庭一樹
☆「GOSICK」~「GOSICK Ⅵ」までと「GOSICKs」~「GOSICKs Ⅲ」の9冊 富士見ミステリー文庫
欧州の小国の学園に留学した東洋人の少年と、その学園に閉じ込められて少女との話。前に読んだ「ブルースカイ」が面白かったので手を出してみた。多分、ミステリーのことについて深く突っ込んではいけないのだろうけど、それをさておいても面白いからよし。
横山信義
△激浪の太平洋4 Cノベルズ
私にとって定番の作家さんなので、はずれを恐れることなく読めるのがよい。
雑賀礼史
☆リアルバウトハイスクール15 富士見ファンタジア文庫
とんでもない高校でとんでもない教師と生徒がとんでもないことしてる話。今回はとんでもなく暴走気味で心地よい。それにしても、もう10年以上続いてるのにいつ終わるんだろう。いやまあ面白いからいいんだけどね。
以上、今回は28冊。数えてみると、やっぱけっこうな数を読んでるな。だがまだまだ読みたい本はあるのでどうなることやら。
多分ペースは落ちていくだろうね。休みの日のバイク率が上昇するので。
古本屋にあって2冊で400円くらいだから迷っております。
でもハードカバー2冊で400円なら買いでは?
気なる本はとりあえず買ってしまってから読むか読まないか考えるが吉。読んだら感想教えてくんなまし。