団扇でいけ花

８月最初のいけ花は、夏らしく、お盆らしく。

カサブランカ　
トルコききょう
りんどう
ダイソーのうちわ　大小


青色とオレンジの団扇の色は、先生作カラースプレー。


お花が枯れた後、手作り団扇を楽しむこともできます。





平成２２年度　　二部幹部講習会テキストより

「異質素材と植物（なま花）の取り合わせで見る表現方法」



現代花は見る人の感性も様々。作者自身が楽しく様々な花材、素材にチャレンジして感性を磨い

て行くことが大切。

枯れ物素材や脱色素材が異質に変化していても同じ植物同士と言う事で作品に無理なく取り込

め、まとめやすい。身近にある異質素材を作品に取り入れる場合それを加える事による斬新感やアクセン

トの強さを十分に考慮し、なまの植物と同調させるか対比させるかの明確な意思を持って作品を構成する

事が大切。


枯れ物素材
　　　　　藤つる　ガマ　ハスの実　ハスの葉　ひまわり　キビ　麦　アジサイ

脱色　漂泊素材
　　　　　ホウキ草　シュロの葉　スターチス　カスミ草　しだれ桑　三つ又

身近にある異質素材
　　　　　紙　ダンボール　針金　発泡スチロール　毛糸　ロープ　アクリル板　水引
　　　　　金網　銅板


なま花とマッチしないと　野暮ったくなってしまいます。

お花の取り合わせとは、難しい物ですね。いけ花展を機会があれば、１度でも多く拝見し、

色、取り合わせ、季節感を養おうと思っています。