リートリンの覚書

エマニュエル・スウェーデンボルグ その他


臨死体験?


肉体が死すると、
導きの精霊がやってきて
想念の交換をする。

滅多にないことなのだが、
導きの霊が死者の霊を

精霊界へ連れて行かず、
肉体に戻るように命ずることがある。

それは、何かの理由により
その死者の魂を精霊界へ
導いていくのは早すぎると
判断された場合だ。


神隠し

その1

生きながら精霊に導かれ
人間と意識しないうちに

人間の気づかない場所へ連れて行かれ
そこで死んでしまう

その2

一つの肉体の中で二つの霊が
入れ替わってしまう場合。

死の状態で霊の目覚めた者と
他から近づいてきた他の霊が入れ替わり、

本当の肉体の持ち主の魂を追い出し、
入れ替わり肉体を支配する。


虫の知らせ


死にかかっている者は、
精霊と人間の境目を
行ったり来たりしながら
次第に死にいたるのだ。

この場合に
精霊になった瞬間にその者は、
精霊界にふと姿を現す。

この時死の知らせを
受ける相手の人間の霊にも、
霊の感応により一瞬の死を経験させ
精霊界へ呼びよせ、
そこで「死の知らせ」といった
“通知”を渡すのだ。


太古の人々


「心直ぐなる太古の人は、
その心霊界に向けて開けており、

ゆえに太古の人、
霊たちと直接に語ることしばしば」

霊と直接対話できるひとは、
「心直ぐなる人」に限られている。

その人の心の窓は霊や霊界に対して
開けており、外部の霊の想念を
受け入れることが出来ないからだ。


精霊との会話


現代の人々に
それもごく限られた人だけが

直接的な霊との交流が可能なのは、
まだ本当の霊にはなっていない
英霊との会話だけだ。

精霊と人間の直接な対話が
人間にとって非常に危険な理由として、

精霊はまだ精霊界の選別を
経た霊ではないため
中には凶霊も少なくない。

霊の内部に凶霊の進入を許した場合、
肉体を乗っ取られる可能性を生じる。


交霊術の秘密


“交霊術”には二つの方法
1.霊媒の霊が死者の霊と交信して知ったことを霊媒が人々に知らせる。
2.霊が霊媒にのりうつる。(自動書記現象など)


(感想)

・臨死体験

以前、臨死体験をした医師、
エベン・アレグザンダー氏の著書を
読んだことがあります。

内容はほぼ忘れてしまいましたが…
きちんとメモを取るべきでした。

臨死体験をした人の多くが、
花畑や川そして、
亡くなった先祖を見たと言っています。

となると…
スウェーデンボルグが語っている
“導きの霊”とは、
もしかすると“ご先祖様”かもしれませんね。

古代から人間は御先祖様を
大切にしてきた理由が
そこにあるかもしれませんね。



・神隠し

その1
神隠しで、思い出すのが、
平田篤胤の“仙境異聞”ですねぇ。
中々面白い本でした。

…あれは、天狗でしたね。

その2

体の乗っ取り。
漫画とか小説では
よく題材に使われていますね。

ダニエル・キースの著書
"24人のビリーミリガン"は、
多重人格者と言われていましたが。

もしかすると、
霊に体を乗っ取られた
被害者かもしれませね。

実際にもあるとなるとかなり、怖いですね。

・虫の知らせ

虫の知らせは、体験した事がないですね。
ですから想像がつかないのですが。

でも、体験談はよく見かけますね。

受け取る側も霊界に行っているとは、
不思議です。


・太古の人々 精霊との会話

“霊と直接対話できるひとは、
心直ぐなる人”ちょっと納得ですね。

子どもが精霊さんと会話する話は
よくネットで見かけます。

スウェーデンボルグ自身も幼少の頃
精霊と話しをしたり、
遊んだりしていた逸話があります。

それに、「ファティマの聖母」では、
子どもたちが予言を聞いています。
子どもたちは心が真っ直ぐですからね。

・精霊との会話

精霊との会話には注意が必要ですね。
“霊感者スウェデンボルグ”の
著者・ウィルソン・ヴァン・デュセンは
精神科の医師で、

患者の症状を見てみると
“霊の内部に凶霊の進入を許した”
ときのような状態が見られると
著書の中で書いています。

全部の精神の病が
凶霊の仕業とは思いませんが、

一部には可能性があるのかもしれません。

人間の言葉を話す精霊には要注意ですね。

信じるか、信じないかは、ご自分で判断を…

続く

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