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リートリンの覚書

東京橋巡り  駒形橋



東京橋巡り

駒形橋
(こまがたばし)







駒形橋は、隅田川に架かる橋で、東京都道463号上野月島線を通しています。

関東大震災後の復興計画により、昭和2年(1927)に、それまで駒形の渡しがあった場所に現在の橋がはじめて架橋されました。




駒形橋
駒形(こまかた)の名は、浅草寺に属する駒形堂に由来する。土地の人々によれば、コマカタは清く発音して、コマガタと濁らないと伝えている。
 ここは古来、交通の要所で、”駒形の渡し”のあったところである。
 江戸の巷説に有名な、
君はいま 駒形あたり ほととぎす
の句は、文芸・美術などの上で、駒形堂とともに、この辺りの雰囲気を伝えるものである。
 関東大震災(一九二三年)の後、復興事業の一環として、この地に新しく優美なアーチ橋が設計され、昭和二年(一九二七年)に完成した。
 歌人、正岡子規の和歌にも、
浅草の林もわかす 暮れそめて
三日月低し 駒形の上に
というものがあり、当時の景況がしのばれる。
昭和五十八年三月 東京都



所在地

東京都墨田区東駒形1丁目


最後に



緩やかにカーブを描いた水色の鉄骨、白い欄干。コントラストが美しい。

また、それらを支える親柱も優美で、見ていて飽きない橋です。





おまけ

駒形橋のたもとにあった

御柱

昭和62年度 東京都文化のデザイン事業
安達裕 作

最初に見たとき、こりゃ、何だ〜??

、と調べたら、モニュメントだそうです。




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