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リートリンの覚書

東京橋巡り 浦安橋


東京橋巡り

浦安橋
(うらやすばし)



浦安橋は、旧江戸川に架かる東京都江戸川区と千葉県浦安市を結ぶ道路橋です。



初代の橋は昭和15年(1940)に架橋されましたが、橋の老朽化と交通量の増大により、現在の橋が昭和53年(1978)が建設されました。



橋が架橋される以前は、「堀江の渡し」「浦安の渡し」がありました。



渡し場跡

 江戸末期から明治初期にかけて、旧江戸川対岸の堀江飛地(現江戸川区南葛西)の農地耕作のため、「堀江の渡し」が内田平次郎によってはじめられました。待合所は、堀江四丁目六九番地地先(現境川西水門堀江側)にありました。
 その後、この渡しは廃止され、そのかわりにこの場所に待合所ができ、ここから対岸の東長島(現江戸川区東葛西)を往復する「浦安の渡し」が開かれました。所要時間は二〇から三〇分ほどかかったといわれています。町が営業権を所有していましたが、明治四十三年(一九一〇)から希望者を募って、入札で渡し船を請け負わせました。渡し船は、主に伝馬船を使っていました。大きさは、長さ三間(約五・四メートル)、幅一間半(約二・七メートル)くらいで、昭和初期の渡し賃は、大人二銭、子供一銭、自転車三銭、小車四銭であったといいます。(当時のアンパン一つの値段が三から五銭くらい)
 昭和十五年(一九四〇)の浦安橋開通により、対岸へは徒歩や自転車で渡れるようになったため、渡し船は、その役目を終えました。

 平成十六年一月
浦安市教育委員会


所在地

東京都江戸川区東葛西3・4丁目ー千葉県浦安市


最後に

昭和7年、町の有志によって架橋の促進運動が展開され、昭和14年に竣工した橋です。

人々の思いが届いてよかったと思います。

調べてみますと、それぞれの橋には歴史があって面白いですね。

現在の橋は、橋の両側に歩道も設けられています。

時間がなかったので渡ってみませんでしたが、今思うと渡っておけばよかったと後悔です。


参考
Wikipedia
浦安市HP



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