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リートリンの覚書

名所江戸百景を訪ねて 第3景 「山下町日比谷外さくら田」


名所江戸百景を訪ねて


名所江戸百景
第3景 「山下町日比谷外さくら田」



山下町から内山下掘を描いています。

作品の正面に白いなまこ壁に赤い正門が描かれています。これは、佐賀鍋島蕃三十五万石の上屋敷です。
右側の石垣は、笠間藩松野家八万石の上屋敷。


山下町


みゆき通り

現在の東京都中央区銀座5丁目にある、中央区立泰明小学校(ちゅうおうくりつ たいめいしょうがっこう)付近にかつて存在した地名です。


日比谷(ひびや)


日比谷公園・心字池

日比谷の辺りは、東京湾の入江の海岸線でした。

神田山の切り崩しや、桜田濠が掘られたりと、その土で日比谷の入江が埋め立てられて行き、その後は、大名屋敷地となりました。


日比谷見附跡


外桜田(そとさくらだ)


日比谷堀、桜田堀と外堀に挟まれた場所です。

外桜田は、もともとは東京湾の入江でしたが、文禄年間に埋め立てられ、その後は、武家屋敷地となりました。



描かれた場所は
現在どのようになっているのでしょうか?
訪ねてみました。






最後に

かつて山下御門があった付近、銀座コリドー通りとみゆき通りの交わる辺りで撮影してみました。

かつてはお堀が望めたこの場所。

現在は、ビルが立ち並び、頭上には東京高速道路と線路が走っており、なんとも言えない風景となっていました。





参考
Wikipedia
太陽の地図帖 広重「名所江戸百景」の旅

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