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リートリンの覚書

散策日記・江戸百景を巡る旅・石神井川 その二




北区音無もみじ緑地を見学した後は、住宅地をウロウロ道に迷いながら、次の目的地を探しました。

散策日記・江戸百景を巡る旅・石神井川 その一 - リートリンの覚書

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正受院

正受院(しょうじゅいん)は、東京都北区滝野川二丁目にある浄土宗の寺院です。水こや赤ちゃんを供養する納骨堂があることから、「赤ちゃん寺」とも呼ばれています。

本尊
阿弥陀如来


不動の滝跡

不動の滝跡
正受院本堂裏所在

王子七滝の一つ、「不動の滝」は、泉流の滝とも称され、正受院本堂裏の峡から坂道を石神井川に下った所にありました。『江戸名所図会』は、この地の江戸時代後期の景観を次のように説明しています。

正受院の本堂の後、坂路を廻り下る事、数十歩にして飛泉あり、滔々として峭壁に趨(はし)る、此境は常に蒼樹蓊欝として白日をさゝえ、青苔露なめらかにして人跡稀なり

室町時代、大和国に学仙坊という不動尊の祈祷を修行する僧がいた。ある時、霊夢を見て、東国の滝野川の地を訪れ、庵を結んで正受院を草創した。この年の秋、石神井がわが増水したが、水の引いた川から不動の霊像をすくいあげた。学仙坊は、これを不動尊修法を感得した証と喜び、滝の傍らに安置した、と伝えられます。

江戸時代には、病気治癒祈願や涼をもとめる人で賑わいました。

令和二年三月 東京都北区教育委員会




正受院に関しましては、私の別ブログにて詳しく記事にしています。興味のある方は是非ご覧ください


また、この辺りは、名所江戸百景 第49景 「王子不動之滝」で描かれています。第49景 「王子不動之滝」に関しましては、私の別ブログにて詳しく記事にしています。興味のある方は是非ご覧ください。




ここで、可愛い出会いがありました。

モフモフ三毛猫


モフモフ。
あまりの可愛らしさに、連れて帰ろうかと思ったくらいです。

やはり猫はいい。

さて、正受院を参詣した後は、今まで歩いていた歩道の対岸へ行き、王子駅方向へ戻りました。

音無橋


私が訪れたのは去年のこと、ここで音無親水公園を見学しようと思ったら、まさかのコロナ禍により、休園していました。
(現在は開放されているようです)



音無親水公園

音無親水公園は、石神井川の旧流路に整備された公園です。石神井川は、北区付近では“音無川”と呼ばれ親しまれ、古くからの春の桜・夏の青楓と滝あび・秋の紅葉など四季の行楽の名所、景勝の地でした。



他の方の映像を見ると、かなり美しい公園のようで、見学できなかったのはかなりの痛手です。残念でならない。

この辺りは名所江戸百景 第19景 「王子音無川堰埭世俗大滝ト唱」で描かれています。第19景 「王子音無川堰埭世俗大滝ト唱」に関しましては、私の別ブログにて詳しく記事にしています。興味のある方は是非ご覧ください。


次回へ続きます。

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