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リートリンの覚書

散策日記・新宿 新宿三丁目〜四谷

さて、前回は、西新宿から新宿三丁目までの散策日記でした。今日は、その続きです。

ちなみに、
訪れたのは、去年の秋です😅

散策日記・新宿 西新宿〜新宿三丁目 - リートリンの覚書

今回の散策日記は、新宿です。都営大江戸線「都庁前駅」からスタートしました。都営地下鉄「大江戸線」都庁前駅都庁前駅東京都新宿区西新宿二丁目にある、1997年に開業...

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伊勢丹新宿店を後にして、新宿御苑方面を目指しました。

新宿通り、世界堂さんの前を通りました。

丸井と世界堂


世界堂
世界堂は昭和15年、額縁および絵画の販売を目的として、東京・新宿において創業いたしました。
時代の要請に応え続け、額縁や絵画はもちろん、画材・デザイン用品・文具などを豊富に取り揃えています。
世界堂HPより引用

世界堂さん。様々な画材を取り扱っていて、見るだけでも楽しいです。

昔、スクリーントーンを買ったっけ。

作画に影や模様をつけたい場合、その部分にスクリーントーンを載せて、切り取り、貼り付ける。力加減を間違えると作画まで切ってしまうので難しかった。いや、懐かしい。

今は、漫画・イラストなど描く際、デジタル化されていますから、使っている方は、ごく一部ですかね。

今回は新宿御苑見学はせずに、お隣にある玉川上水・内藤新宿分水散歩道を散策しました。

玉川上水内藤新宿分水散歩道


新宿区では、玉川上水の歴史的価値を次世代に継承していくために、「玉川上水・内藤新宿分水散播道」をかつての流れに沿って新宿御苑散策路に整備しました。全長540mあります。

玉川上水内藤新宿分水散歩道は緑豊かな散歩道です。

新宿御苑は有料ですが、こちらは無料。





かつて玉川上水の土堤には、桜の木が植えられ、江戸の花見の場所として有名でした。その風景は名所江戸百景 第42景 「玉川堤の花」で描かれています。

第42景 「玉川堤の花」に関しましては、私の別ブログにて詳しく記事にしています。興味のある方は是非ご覧ください。

散策を続けます。また、この辺りにははかつて内藤新宿がありました。

内藤新宿(ないとうしんじゅく)は、江戸時代に設けられた宿場の一つです。江戸秘本橋から数えて最初の宿場で、新宿追分から甲州街道と分岐している成木街道の起点でもありました。

内藤新宿開設三百年記念碑

内藤新宿開設三百年記念碑
 元禄十一年(一六九八)六月、浅草阿部川町の名主・高松喜兵衞(後の喜六)らの願いにより、ここから新宿三丁目交差点付近までの約一kmに、新たな宿場として「内藤新宿」が開設された。
 この宿場は、享保三年(一七一八)に一旦廃止されたが、五十四年後に再興されて以降、甲州・青梅両街道が交差する、交通の要衝として、また文化と娯楽の町として繁栄をつづけ、平成十年(一九九八)、開設三百年を迎えることとなった。
 新都心・新宿の出発点となった内藤新宿の歴史と先人の歩みを記念し、ここに記念碑を建立する。

 平成十年十一月
 東京都新宿区

内藤新宿辺りは、名所江戸百景 第86景 「四ツ谷内藤新宿」で描かれています。

第86景 「四ツ谷内藤新宿」に関しましては、私の別ブログにて詳しく記事にしています。興味のある方は是非ご覧ください。

馬のケツに馬糞!
匂いまで伝わってきそうな作品ですね。

さて、玉川上水内藤新宿分水散歩道を散策した後は、新宿通りに出て、玉川上水水番所跡、四谷大木戸跡を見学しました。

四谷大木戸跡

玉川上水水番所跡

史跡説明書き

史跡
玉川上水水番所跡
所在地 新宿区内藤町八十七番地
 玉川上水は、多摩川の羽村堰で取水し、四谷大木戸までは開渠で、四谷大木戸から江戸市中へは石樋・木樋といった水道管を地下に埋設して通水した。
 水番所には、水番人一名が置かれ、水門を調節して水量を管理したほか、ごみの除去を行い水質を保持した。当時、水番所構内には次のような高札が立っていた。
 定
一、此上水道において魚を取水をあびちり芥捨てべからず 何にても物あらひ申問敷並両側三間通に往来候並木下草其外草刈取申間敷候事
右之通相背輩あらば可為曲事者也
元文四巳未年十二月 奉行

東京都指定有形文化財(古文書)
水道碑記
指定年月日 昭和五年十二月
 玉川上水開削の由来を記した記念碑で、高さ四六○センチ、幅二三○センチ。上部の篆字は徳川家逹、撰文は肝付兼武、書は金井之恭、刻字は井亀泉によるもので、表面に七八○字、裏面に一三○字が陰刻されている。
 碑の表面には明治十八年の年紀が刻まれているが、建立計画中に発起人西座真治が死亡したため、一時中断し、真治の妻の努力により、明治二十八年(一八九五)に完成したものである(裏面銘文)。

四谷大木戸跡碑
 四谷大木戸碑(この説明板の裏側にある)は、昭和三十四年十一月、地下鉄丸ノ内線の工事で出土した玉川上水の石樋を利用して造られた記念碑である。
 実際の大木戸の位置は、ここより約八○メートル東の四谷四丁目交差点のところで、東京都指定旧跡に指定されている。
 平成二十四年六月

新宿区教育委員会

また、四谷四丁目交差点で史跡を発見。

下諏訪宿


そちらを見学した後は、新宿通りを四谷方面に向けて歩きました。

明日に続きます。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。


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