浅草神社
(あさくさじんじゃ)

概要
浅草神社は、東京都台東区浅草の浅草寺本堂東側にある神社です。
五月に行われる三社祭は全国的に有名です。
神紋・社紋

主祭神
土師真中知
(はじのまなかち)
檜前浜成
(ひのくまのはまなり)
檜前武成
(ひのくまのたけなり)
創建
不詳
例祭日
三社祭
5月第3週の金・土・日曜日
別名
淺草神社
三社明神社
三社権現
略縁起
浅草寺を創建した土師氏の子孫が聖観世音菩薩の託宣を受けて、創建したのが浅草神社です。
浅草寺に祀られている聖観世音菩薩を隅田川から救い上げた檜前浜成・竹成兄弟と、出家し、自宅を改めて寺とし、この聖観世音菩薩の礼拝供養に生涯を捧げた、土師真中知が祀られています。

浅草神社台東区浅草二丁目三番明治初年の文書によると、祭神は土師真中知命・桧前浜成命・桧前竹成命・東照宮である。浜成と竹成は隅田川で漁猟中、浅草寺本尊の観音像を網で拾い上げた人物、真中知はその像の奉安者といわれている。三神を祀る神社なので、「三社様」と呼ばれた。しかし鎮座年代は不詳。東照宮は権現様すなわち徳川家康のことで、慶安二年(一六四九)に合祀された。以来、三社大権現といい、明治元年(一八六八)三社明神、同六年浅草神社と改称した。現在の社殿は慶安二年十二月、徳川家光が再建したもの。建築様式は、本殿と社殿との間に「石の間」)幣殿・相の間ともいう)を設け、屋根と棟数の多いことを特徴とする権現造。この社殿は江戸時代初期の代表的権現造として評価が高く、国の重要文化財に指定されている。毎年五月に行われる例祭は「三社祭」の名で知られ、都指定無形民俗文化財「びんざさら」の奉演、百体近い町神輿の渡御があって、人々が群集し、賑やかである。平成六年三月台東区教育委員会掲示板より引用
境内
社殿

手水舎

神楽殿

社務所

鳥居

狛犬




境内社
被官稲荷神社

祭神
倉稲魂神
住所
東京都台東区浅草2-3-1
アクセス
東京メトロ銀座線 浅草駅
徒歩7分
東武伊勢崎線 浅草駅
徒歩7分
都営浅草線 浅草駅
徒歩8分
最後に
浅草寺の本堂、すぐ右側にある浅草神社。
社殿は江戸時代初期の代表的権現造として評価が高く、国の重要文化財に指定されているそうです。見応えのある建物でした。
ただ、浅草寺の参拝客の数より少ないのが気になりました。浅草寺に参詣した際には、ぜひ、浅草神社にも足を運ばれてはいかがでしょうか。
参考
Wikipedia
東京神社庁HP