芝東照宮
(しばとうしょうぐう)

概要
芝東照宮は、東京都港区にある東照宮です。
日光東照宮、久能山東照宮、上野東照宮と並び四大東照宮の一つとされています。
神紋・社紋
三つ葉葵

主祭神
徳川家康
創建
元和3年
(1617年)
例祭日
4月17日
略縁起
芝公園の一角にあり、元来は増上寺内にある社殿でした。
元和2年(1616年)家康公は、還暦を迎えた記念に作らせた、自らの像「寿像」を祭祀する社殿を増上寺に建造するように遺言しました。
同年10月に着工し翌元和3年(1617年)2月に竣工した。
この社殿は家康の法名「安国院殿徳蓮社崇誉道和大居士」より「安国殿」と呼ばれました。これが芝東照宮の起源です。

御由緒御祭神 徳川家康公 御神像慶長六年元旦御年六十歳の時、家臣に命じ之を彫刻せしむ 東京都重要文化財指定御鎮座年月永世国家を守護し国民の繁栄を祈願線との仰せにより元和三年三月に当地に奉安す祭日例大祭 四月十七日(御逝去日)月次祭 毎月一日 十七日社殿権現造り 昭和四十四年八月完成 鉄筋コンクリート旧社殿は国宝なりしが戦災により焼失す公孫樹寛永十八年三代将軍家光公の手植昭和五年文部省指定天然記念物芝東照宮引用・掲示板
境内
社殿

手水舎

社務所

鳥居

狛犬


大いちょう

徳川家光が植樹したと伝えられる神木です。

東京都指定天然記念物芝東照宮のイチョウ所在地 港区芝公園四丁目八番一号指定 昭和三十一年八月二十一日芝東照宮は、以前は増上寺安国殿と呼ばれ、『江戸名所図会』にもその姿が見られる。明治の神仏分離によって増上寺から切り離され、東照宮となった。このイチョウは、寛永十八年(一六四一)安国殿の再建に際し、三代将軍徳川家光が植えたものと伝えられている。昭和五年(一九三〇)に史蹟名勝天然記念物保存法に基づいて国の天然記念物第二類(地方的なもの)として指定されたが、昭和二十七年に文化財保護法が改正された時、国指定は一旦解除され、その後昭和三十一年に東京都の文化財保護条例に基づき指定し直され現在に至っている。平成五年(一九九三)の調査では、高さ約二一・五メートル、目通り幹囲約六・五メートル、根元の周囲が約八・三メートルである平成十四年三月二十九日東京都教育委員会引用・掲示板
住所
東京都港区芝公園4-8-10
アクセス
都営地下鉄三田線 芝公園駅
すぐ
都営地下鉄三田線 御成門駅
徒歩2分
都営地下鉄浅草線・大江戸線
大門駅
徒歩5分
都営地下鉄大江戸線 赤羽橋駅
徒歩7分
JR山手線 浜松町駅
徒歩12分
最後に
徳川家康公を主祭神とする東照宮。
調べてみますと、全国で500を超える東照宮が造られたそうです。しかし、廃社や合祀などが相次ぎ、現存するのは約130社となってしまいました。
その中の一社、芝東照宮。
日光東照宮や上野東照宮と比べますと、規模は小さいながらも、緑豊かで落ち着いた雰囲気のいい神社でした。
参考
Wikipedia
芝東照宮HP