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OSAMUの写真記録

雨上がりの東山植物園へ①

撮影日:2021年9月11日

緊急事態宣言の発令に伴い予定されていた吉ケ池湿地の秋の一般公開が中止になってしまい、シラタマホシクサをメインに見に行くことができなくなってしまいました。
他の候補地として浮かんだのが、隣の森林公園と東山植物園でした。
森林公園は最近行ったし、東山植物園の方は入場制限が翌週から実施されることもあり、久しぶりということもあって東山植物園に行くことにしました。
当日は雨が降っており、予報よりは止むのが遅れていましたが、止むのを待って出かけることにしました。
たくさん写真を撮りましたが、上手く取捨選択ができなかったので、組写真にして枚数を制限することにしました。

1)ヤブミョウガ(薮茗荷、ツユクサ科ヤブミョウガ属)
花には両性花と雄花があり、前者は白い雌蘂が目立ち、後者は黄色い葯の付いた雄蘂が目立つところで判別できる。


2)なので今回見たのはすべて雄花ですね。


3)湿地に見られる花々
左上:ミゾソバ、右上:ミズギボウシ
左下:サワギキョウ、右下:シラタマホシクサ


4)シラタマホシクサ(白玉星草、ホシクサ科ホシクサ属)
日本の固有種で東海地方の一部地域の湿地などに生える


5)頭花は多数の小花で構成され、雄花と雌花がある。


6)サワギキョウ(沢桔梗、キキョウ科ミゾカクシ属)
濃紫色の深く5裂した唇形の花を茎の上部に総状に咲かせる。
花びらは上下2唇に分かれ、上唇は鳥の翼のように2裂し、下唇は3裂する。
毒性の強いアルカロイドを持つ有毒植物で、横溝正史の長編推理小説『悪魔の手毬唄』では「お庄屋殺し」の名で殺人に使用されている。
随分前に読んだと思うのですが、これは覚えていませんでした。


7)ヤブラン(藪蘭、キジカクシ科ヤブラン属)
たくさん見られましたが、なかなか花開いているものは見つかりませんでした。


8)ケイトウ(鶏頭、ヒユ科ケイトウ族)
赤が印象的でした。


9)ホツツジ(白)とキツネノマゴ(紫)
ホツツジ(穂躑躅)はツツジ科ホツツジ属の落葉低木で、反り返って丸まっているのが花弁で、長く真直ぐ伸びているのが雌蕊。
蕾の中ではどんな状態で収まっているのでしょうか。
キツネノマゴ(狐の孫)はキツネノマゴ科の一年草。


10)ユーパトリウム
てっきりアゲラタムかと思っていましたが、同じキク科でも別種のようです。
見分けるには葉を見ると分かりやすいようで、あまり葉には目を向けていないので、これからは葉も見ようと思います。


11)上:ムラサキツユクサ(ツユクサ科ムラサキツユクサ属)
雨のせいなのでしょうか。紫色の蕊が絡まったように真ん中に集まっています。
下:メラレウカ・コットンキャンデー(フトモモ科)
ヒトデみたい。


12)左上:名称不明、右上:ウメモドキの赤い実
左下:サルスベリ、右下:ツユクサ
タイトル画像もウメモドキです。


13)名前を控えてきたつもりだったのですが、帰って確認したらありませんでした。
花弁も蕊も白で小さい花ですが暗い中に浮かび上がっていました。


14)秋の気配
左上:シュウメイギク(秋明菊)、右上:ホトトギス(杜鵑草)
左下:ヒガンバナ(彼岸花)、右下:シュウカイドウ(秋海棠)


15)ヒガンバナ
県内の群生地の見頃はもう少し先です。


16)木々の間から差し込む光に浮かび上がるモミジ
スポットライトが当たっているみたいで、撮ってくれ!と訴えているみたいでした。
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