一度見たいと思っていたアケボノソウが思ったよりも近くで見られることがわかり会ってきました。
場所は愛知県と岐阜県に跨る弥勒山です。
弥勒山(みろくやま)は愛知県春日井市と岐阜県多治見市の境にある標高437mの山。山脈状に連なる道樹山(どうじゅさん、 429m)、大谷山(おおたにやま、 425m)と共に「春日井三山」と呼ばれている。
検索してみると駐車場から山頂まで1時間ちょっとで行けそうだということがわかり、それほど本格的な装備がなくても大丈夫かなと思い行ってみることにしました。
ただ、地図だけは必要です。
Webからダウンロードした地図を印刷し、ルートを決めて出かけました。
駐車場から歩き始めると持参した地図には示されていない分岐がいくつも出てきて、都度立ち止まることに。
そしたら自宅から歩いてきて週に何回も登っているという人に話しかけられ、アケボノソウを見に来たと伝えると咲いているところまで案内してくれました。
おまけに知る人ぞ知るポイントまで教えてもらえてラッキーでした。
当初の予定では一応山頂まで行ってから、咲いているところを探そうと思っていたのですが、思いがけない出会いからこの日はアケボノソウの撮影に集中することにしました。
1)アケボノソウ(曙草、リンドウ科センブリ属に分類される2年草の1種)
2)名前は花冠の斑点を夜明けの星空に見立てたことに由来
何ともロマンチックな由来ですね。
3)中国、朝鮮半島と日本の温帯から暖帯にかけて分布する
4)山地のやや湿り気のある場所や木陰に生育する
5)葉の脇から分枝して、長さ1-5 cmの花柄がある白色(黄白色)の花を集散状円錐花序にまばらに付ける
6)花冠は深く4-5裂し基部で合着していて離弁花のように見える
7)ほとんどが花弁が5枚ですが、稀に4枚のものもありました
8)一つだけ花弁が6枚のものを見つけました
周りをガードされているみたいです。
9)裂片には直径1.5 mmの黄緑色の蜜腺溝が2個あり、裂片には濃緑色の斑点が多数ある
10)別の人に聞いたのですが、2年咲くとその株はもう咲かないのだそうです
11)もしかすると来年訪れたとしてもこの株の花は見られないのかもしれません
12)
13)思ったよりも沢山の花をつけています
14)10時近くになってようやく花に陽が当たるようになってきました
15)花の周りに陽が当たり川面がキラキラ煌めいてきました
16)玉ボケを狙って何枚もシャッターを切りました
17)もう少し遅い時間の方が陽がちゃんと当たって写真が撮りやすかったかもしれません
18)自然が創り出す造形は想像を遥に超えています
19)
ここには他にもまだ見ぬ花があるそうなので、これからも何度か来ることになりそうです。
山に登るための装備を整える必要がどうもありそうです。
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