下流老人

2015-09-24 | 
久しぶりに自分で買って読んだ。新書なので安いというのが理由のひとつ(笑)
年収400万円の人が25年間働いて受け取る年金がおよそ月額15万円で、生きていくにはギリギリの支給額となり、病気・事故・家族関係・親の介護などの条件によっては、生活保護に陥ってしまうリスクがあると警告している内容だった。

しかし、すべて国や社会が悪いのだという主張と、十把一絡げに年金貰うよりも生活保護をもらうべきだという主張はいかがなのかと思ってしまう。自己防衛として貧困に陥らないようにはどうすべきなのかを個人のレベルで解決していく必要があるはずだ。

全体に、極端な事例をとりあげて、不安を煽っているのでは?という印象を受けた。やはり出版社のカラーがでているのだろうか。久しぶりに買った本の中身がペラペラで残念だった。心残りなく図書館に寄贈できた(笑)







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4 コメント

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話題の本 (みどり)
2015-09-24 22:18:42
だったので、どんな内容かと思ってました。
最近、不安を煽る報道とかも多いですね。
若い頃、給料安かったけど、リスクを冒すことなく老後に困らなかった自己防衛の方法みたいなものを教えてほしいですね。
そんなものないか(笑)。
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極端すぎて・・・ (にゃんころりん)
2015-09-25 08:14:49
みどり さん  こんにちは。

この本の中に、会社員時代の年収が700万円だったのに、今は下流老人だという人の例がでていました。
なぜそんなことになったのかと言うと、彼は公的年金に加入していなかったからです。
しかし、その収入なら貯金があるでしょと言いたいがそれもないらしい。
これを国や社会のせいと言われても・・・と思います。
若い人が読んで、将来にいかすにはよい本かも知れません。
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ネーミングの妙 (pukariko)
2015-09-26 00:10:01
こんばんは。
ひきつけられますね、タイトルに。
新聞の宣伝見てたら、私なんか下流まっしぐらやわ~とビビってましたが、
そうなんだ~。ペラペラでしたか。

楽観し過ぎもいけないけど悲観し過ぎるのもね~。
人生一寸先は闇だけど、明日は明日の風が吹く(笑)
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タイトルで売っている (にゃんころりん)
2015-09-26 21:07:55
pukariko さん  こんばんは。

この本の内容のすべてを否定はしませんが、ちょっと煽りすぎでしょうというのが感想です。
貧困問題は自己責任の部分もあると思うのです。老後の人生設計をせずに生きてきて、年老いて生活が苦しいというのは当たり前で、それが国や社会の責任というのはどうかと思うのです。
もちろん、生活できないのなら生活保護を受給するのはかまいません。
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