「老猫と歩けば。」  斉藤 ユカ

2016-11-13 | 
タイトルに惹かれて図書館で借りてきた。我が家の猫も12歳となり、しっかり老猫ゾーンに入った。高いところへのジャンプに失敗したり、オモチャにもあまり反応しなくなってきた。太らせてしまったこともあり、歩く姿もノタノタととろくさい。

作者も16歳の黒猫タンゴを飼っており、ある日から粗相を繰り返すようになり、獣医に診てもらって失明しているのがわかったという。そんなタンゴを軸に、粗相の始末から対策、病院の選び方、エサなどなど、老猫との暮らし方が描かれていた。章の区切りに獣医師の説明もあり参考になった。


作者は音楽ライターなので、文章が軟らかく読みやすかった。そしてタンゴに対する愛情に溢れていた。猫飼いにはちょっと胸キュンとなる本だった。後半には猫のためのマッサージが紹介されていた。試してみたいけれど、カプられたら嫌だなぁと思案中。


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2 コメント

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オムツを (aiai)
2016-11-14 10:17:49
我が家の、20才のネコは、家の中でハイカイが始まり、あちこちコツンと、ぶつかるので、失明と分かりました。黒目が大きいままです。
トイレや水の場所は、分かるのですが、トイレの端っこに、そそうするから、雄犬用のSサイズ、オムツさせてる。とても重宝します。
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猫にオムツ (にゃんころりん)
2016-11-15 11:57:44
aiai  さん  こんにちは。

20歳だと人間換算で90歳くらいでしょうか。大事にかわいがっておられるのでしょうね。
本書の主役タンゴもトイレ粗相対策としてオムツをしていますが、ペット用は高いので新生児用を使っているようです。
人間用の方が安いというのは不思議ですが、ペットの介護用品も揃ってきていることに、彼らの長寿が反映されています。
うちの猫もいつの日かお世話になるかも知れません。
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