気になること&【子供を放射能から守る会@かごしま】

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2012年7月24日 「温廃水」」訴訟 第9回口頭弁論(公開法廷)

2012年07月29日 | 原発
7月24日
「温廃水」」訴訟 第9回 公開法廷 へ行ってきました。
第1回目は2011年1月18日火曜日、この日はもちろん公開でしたので参加できましたが、
それからはラウンドテーブル
そして、第9回目、やっと公開法廷
九電がわ弁護士、初回と同じ7名
…九電、鹿児島県以外からの弁護士多数。
14:00時 開廷
エッ、もう閉廷という感じで5分あっただろうか、すぐに終了。
 
 判決は、10月23日(火)午後1時10分からです。
 7月24日の口頭弁論では、原告側は海流の専門家の証人申請をしましたが、
 それも受け入れることなく結審です。
 判決は、私たち原告の請求の趣旨を認めないものになると思います。

裁判で明らかになった点
環境アセス法事業者のための法律でしかなく、環境を保全することや住民が意見を表明することができない法律であることが明らかになりました。

温廃水の再循環の事実は考慮せず、3号機増設時の温廃水の拡散予測をなした点
【被告は「深層取水方式を採用している1、2号機では下層の海水を取水することから、温かい表層の海水はほとんど取水していない」とのべ、1、2号機の再循環の事実を否定してきた。】
「ほとんど取水していないと述べたもので、1、2号機での再循環がまったく生じていないと述べた事実はない」再循環を肯定。
「再循環を考慮したプログラムを使用して拡散予測を実施」と述べたが、提出された証拠によると「再循環は1、2号機で0.14℃」。実測値は平均1.13℃だから、架空のプログラムである可能性が大。
虚偽に基づいて1、2号機の拡散範囲を「2㎞内外」とした点
【被告(九電)は「放水口から連続して水温が低下し、かつ、表層温度が周辺海水よりも1度以上上昇している範囲を、温廃水影響域として表示している。これまでの海域モニタリング調査から、この温廃水影響域はほとんどが沖合方向に2㎞内外にあり、原告らが主張しているような分布図の『書き換え』を被告が行った事実はない」としてる。この主張は変わっていない。
「環境水温は小数点以下切り上げによって、これまで1℃上昇と称してきたラインが1.5℃上昇を示すことが明らかになった。」


詳しくは川内原発3号機増設阻止
川内原発「温廃水」訴訟


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