Triangulation supports agricultural spread of the Transeurasian languages
トランスユーラシア語は農業と共に拡散した(恣意的に翻訳するなら)
Martine Robbeets/Max Planck Institute for the Science of Human History by Jena Germany
Remco Bouckaert/The University of Auckland
Chao Ning/Shanghai Jiao Tong University
https://www.nature.com/articles/s41586-021-04108-8
http://www.natureasia.com/ja-jp/research/highlight/13869
これは最新(2021)の研究です。
言語的、考古学的、遺伝的証拠の
三角測量をしてみたよっていう研究です。
簡単に言うと、
Transeurasian languages
↓
トランスユーラシア語
と定義づけされている、
日本語族、
朝鮮語族、
モンゴル語族、
ツングース語族、
テュルク語族
それらの祖語やアルタイ諸語祖語などから
どのように農業を持って拡散したかなどを
言語、考古学、DNAなどから見てみました
という研究です。
面白いので、Google翻訳で
日本語にして読んでみて下さい。
最新の研究でもやっぱり「西遼河集団」と
いうワードが出てきます。楽しいわぁ。
学問というのは、こんなふうに、色んな分野
からのアプローチが大切なんですよね。
学問にはマクロの視点とミクロの視点、両方
持たなくてはならないのは当たり前で、それら
を突き詰めていく時、何が一番必要なのか
というと、それは、多くの人達の協力です。
大学っていう象牙の塔は、お互いにそういう
協力が出来る最高の場所だと思うのです。
だから、こそ、学生支援緊急給付金など、
院生にこそ出してあげて下さい。
彼らを優遇することこそ、日本の未来でもあります。
優秀な頭脳が流出する前にお願いしたい。
皆様にもこういうことを心に
とめておいて頂きたいです。
これからの未来の為に。
是非。