好・感・触。

　
今週は出張で熊本へ。
数週間前に続いてこの秋２度目だ。

今回も少しだけ時間が取れたので、レンタカーにてお気に入りの阿蘇をドライブ。
はじめて外輪山方面を少しだけ周遊してみた。台風接近中のことゆえ、中岳方面が雲に覆われていたのが残念。

さて今回の相棒は、スズキのスプラッシュ。東欧製の帰国子女なんだけど、これが実にイイ。背高のボディながら四隅に配されたタイヤはガッチリと踏ん張り、視覚的な印象を裏切らないしっかり感ある走りを実現している。とは言えガチガチの硬さとも無縁で、ちょっと太めの猫足（なんじゃそら）といった印象。トレッドがたっぷり取れているせいか、異常にダルなステアリングギア比になってるウチのR2とは違って、意外や舵はシャープに切れるけれども不安は感じないという味付け。

静粛性も某トヨタ車のような不自然な無音感とは違うものの、うまくノイズが乗員から遠ざけられている感じで、これも気分がいい。

同じシャシーを使ってるはずのスイフトと比べると、背高な分、着座位置もキャビンの作りもアップライトで、スポーティな感じは全然ないけど、ともかく気分が明るくなるのがウレシイのだ。

エンジンは無過給1300ccという排気量なりのものだけど、低回転から必要十分なトルクが出ていて、しかもかなり出来のいいCVTミッションと組み合わされているので大きな不満は感じない。欧州製なのにレギュラー仕様ってところも、今のご時世有難い仕様だよね。

総じて言うと、「ちょうどいい」ってのはホンダのアレより、このクルマに使いたい形容だと思った。いやホント、ちょっと欲しくなっちゃったよ。うん。


「らくだ山」をバックにパチリ。若草色みたいな車体色も好みだなぁ。