またぞろ仕事が忙しい季節がやってきた。なんだかいつも忙しいな(苦笑)。というわけでまとめてエントリ。
1)謎の金属片
全国のガードレールに「謎の金属片」が見つかり話題になっている。
テレビや新聞での第一報は、それらがいかにも故意によるものであると匂わせるものになっており、自分自身、いくつかのMLにそれを鵜呑みにして警鐘を鳴らすような投稿をしてしまったのだが、時間が経つに連れ、その多くが自動車の接触によるボディの破片である可能性が高まってきたようだ。もちろんすべてがそうだというわけではなくて、中にはイタズラ目的のものもあるかもしれないが、いずれにしてもそれが全国規模の「事件」になったのは、テレビの中でのことだった可能性がある。
先日の旧日本兵のニュースといい、「公共的」で「信頼できるプロフェッショナルの手による」ものであるはずの報道機関が、ネットをはじめとする新しいメディアの前に狼狽し、速報性や話題性に目を奪われた勇み足(または意図的な虚言)が目につくように感じる今日この頃。自戒を込めて「メディアとのつきあい方」を真剣に考えながら暮らしていきたいものだ。
2)マックに「インテル入ってる」
さてさて、ボクのパソコン環境はMacintoshが中心だ。Windowsももちろん使うけど、それはあくまで補助的な用途(世間並み・世間向けのフォーマットで文書を書いたりするのがその一例)で、何かをゼロから考えたり、お気に入りの写真を弄って楽しむ楽しい時間は、いつもMacと共にある。
そのMacintoshに、Windowsパソコンの代名詞とも言われてきた(今はそうでもないけど)インテル社のCPUが使われることになった。まあ今どき、パソコンの中身がどうあれ、大切なのはOSに代表されるそのルック&フィールだなんてことは分かっているのだけれど、それでもどこかでひっかかりを感じるのが、マックユーザーのマックユーザーたるゆえんなのだろう。こうした想いは「他とは違う」のがMacだという深層心理のなせるわざだからだ。
このニュースが駆けめぐった今日、いくつかのブログを見て回っても、多くの書き手が左脳ではこの決定を是としながらも、右脳がこれに拒否反応を示すという興味深いレスポンスを示しているように感じられるのが面白い。
なんにせよ、これからは「同じ材料でもこんなに美味しい料理ができるんですのよ(←なぜにお姉コトバ?)」ってなもんで、本当に本質的な「違い」を生み出し続けられるかが問われるようになるだろう。アップルの挑戦はこれからも続く。
3)ロッシ激勝
週末は所用で自宅を離れていたのだけれど、これだけは見逃せないというのがモトGP。第5戦はイタリア、ムジェロサーキットでのレースだ。ここ数年のモトGPは、イタリアンライダーを中心に回っていると言っても過言ではない。その地元であるイタリアでの開催レースだけに、観客はもちろん、ライダー達の気合いも半端じゃない。「全頭入れ込んでる」そんな状態なのだ。
外出先の借り物パソコンは、幸いかなりの高速回線につながっていたらしく、ストリーミングビデオで、決勝レースをライブ観戦することができた。ラッキー!
結果は王者ロッシが僅差の優勝。これで今期5戦4勝となり、ポイントスタンディングでも圧倒的な優位をかためつつある。
2位に入ったのはホンダワークスチームのエース、マックス・ビアッジだったが、そのタイム差以上に、ロッシと他のライダーの力の差は大きいと感じられる。
「速い」だけでなく「強い」──かつてのミック・ドゥーハンのように、ロッシは既にそんな王者に成長したと言えそうだ。
そうそう、モトGPといえば、2007年(奇しくも、MacがIntel移行を完了する予定の年でもある)には現在の4ストローク1000ccから800ccへと排気量がダウンすることが決定したとの由。これで現在のリッターレプリカも一斉に800ccへと移行することになるのかな。
もともと公道では到底使い切れない馬鹿力の持ち主たちだけに、お値段と共に、より現実的なスケールの乗り物になってくれれば……(いや、結局は800ccでも現在のリッターレプリカ並みの性能を実現しちゃうんだろうな。技術の進歩ってヤツが)。
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ここ数年見てるけど強いですよね。
しかし、800になるんだ~。
今のリッターSSは、パワーもお値段もホントすごくってちょっとついていけない。
しかし、リッターSSの各メーカーの作りこみはリキはいってますよね~!あれは、うらやましいな~。
豪華絢爛だもんな~。
こないだ某所で会った人は、なんとGSX-R1000を毎年買い替えてるって言ってた。すげ~。
冷静に考えると、あの手のバイクは1年落ちなら高く売れるから、最初の購入さえ頑張れば、後は結構負担少なく常に最新バイクに乗れるのかもしれないけど、ううむ……。(^^;)