FLAIR CLOSSOVER/Tenere700/XLR250R/TRICITY125の11輪生活と雑感たれ流し。
迂回亭新館




ウィルコム? 何それ?
そんな具合にピンと来ない人も多いんじゃないかな。
要するにこれ、旧DDIポケットのこと。PHSの会社ですね。

かつてはNTTパーソナル(後にNTTドコモ)、アステルと共に3つの会社(キャリア)があったPHSも、NTTが撤退を決め、アステルは全国ネットワークが事実上崩壊と携帯電話の普及の前に風前の灯火みたいに思われている。

僕はと言えば、持ち歩ける電話として最初に手にしたのがアステル東京のPHS、その後NTTパーソナルのPHSでデータ通信用の機器として利用を始め、DDIポケットへの鞍替えと、延々10年にもわたってPHSを使ってきた。

ここ数年は出張で東京を離れることも多いので、通話はやっぱり携帯中心になり(誤解がないように書いておくと、地方でも都市部ならPHSのカバー率はかなり高い。携帯が駄目でもPHSはOKって場所もないわけじゃないのよ)、PHSはパソコンなどを使ったデータ通信にも定額制がある(携帯の定額制は電話機本体での通信だけが対象)こともあって、もっぱら出先でのデータ通信専用という使い分けが定着してきたのだった。

データ通信への特化は、何も僕みたいないちユーザーの都合ではなくて、DDIポケット自体が戦略的にそうした方向を目指してきた(auの傘下にあったため、携帯との対決ではなく棲み分けを目指す必要があったから)わけなんだけど、それがここに来て、大きく風向きが変わってきた。DDIポケットがauの傘下を離れて外資と京セラに買収され、改めて総合的な携帯通信キャリアを目指すことになったからだ。

そんな中で出てきたのが「W-SIM」という仕組み。一部の第三世代携帯電話でも実現されているけれど、W-SIMというカードをいろいろな端末に挿入することで、音声端末やデータ通信端末、PDAなどを一つの契約で使い分けられるというものだ。

というわけで、元来新しもの好きの血が騒ぎ、久々にPHS端末を機種変更。
それが今朝到着したのだった。


この重箱みたいなのがそれ。

これをバラしてみたのがトップ写真だ。
先に書いたW-SIMカードの他に、音声端末(要は電話ね)とUSBでノートパソコンにつなぐタイプのデータ通信端末がセットになってる、まさにおせち料理みたいなセットなわけ。
箱絵の左からそれらが並んで描かれてるのが分かるかな~?

興味がない人には「ナンノコッチャ」な話題で申し訳ないんだけど、長くなるのであと2回くらい、この話が続く予定。(^^;)

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
PHS業界・・・ (ちゃのう。)
2005-11-27 20:29:34
 再編に次ぐ再編で「どこがどこと・・・」と思い出すだけでも大変ですよね(涙)



 まあ、携帯電話でもセルラー・グループとか、東京デジタルホンとか、名前すら思い出せなくなった日産系の携帯電話とか・・・

 色々と統合されて消えていきましたからね・・・



 かく言う自分は、仕事の関係上IDOの携帯電話を売っていたことがあるので、ず~っとau(旧IDO)しか使ったことがありません。

 そしてPHSも、PCのデータ通信用としてair-H゛を使っていた時代もあります。

 しかし・・・

 こちらに引っ越してきてから通信事情が悪くなってしまい手放してしまいました(涙)。



 まあ、出先で使うことがなくなったので、ADSLだけで済むんですけどね・・・

 そのADSLも、中継局が遠すぎて・・・(涙)
 
 
 
復活 (くま)
2005-11-29 23:17:33
以前立ち上げ当初はDDI-Pを使っていたのですが、数年前から昨日までは携帯でした。

しかし・・・本日より各営業所間は定額のEDGEで。

ということで一気に4台導入しました。



数日前まで使っていた京ぽんでした(笑)



会社で使うならストレートにしろと言ったのになぁ(^_^;
 
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