環境対応を施したFTRが新(再?)発売された。
ふーん……と思うかもしれないけど、注目すべきはその内容。
他社がほとんど例外なくインジェクションを使って環境規制をクリアしているのに対して、このFTRはキャブレター仕様のまま、そのセッティング変更とキャタライザーの増設で規制数値をクリアしているというのだ。
やればできるじゃん!
……と拍手喝采すべきなのか、
え”~、手抜きぃ~
……とブーイングすべきなのか。
ホンダの資料では従来型より燃費が1km/l向上とあるけど、手元にあった2004年型のスペックと比較してみると、馬力は3psダウン(19→16ps)、トルクも0.3kgmのダウン(2.1→1.8kgm)となっている。要はとにかくガスを薄くしたって印象が拭えない。
カブのFI化についても、性能数値のダウンが取りざたされたけど、あちらの場合は、低回転でのドライバビリティ向上とか、実際の登坂性能アップとか、FIならではのメリットもしっかり出ていると聞く。
となると、キャブを維持したFTRのチェンジはやはりお茶濁しなんだろうか。
とは言え、なんでもかんでもFI化しなくちゃ通せないような規制だと、経済合理性からして生き残れる車種はもっと少なくなってしまうんだろうし、それならこういう手でもまだ行けるよ、ということを示したのはやはりお手柄のような気もしてくる。
うーん。難しいねぇ。
このあたり、従来型のFTRに乗っていたカズーさんに新型を試乗してもらって、比較インプレをお願いするしかないかも。(^^;)
たまにはもっと前向きな話題が欲しいよなぁ>国内バイク市場
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確かに乗り比べてみたいです。
しかも、写真のFTRはなかなか素敵なブルーですね。
でも、私の乗っていたFTR、最初の500km位と
その後とで比較すると、えらくトルクが痩せたんで
すよ。
リンクした記事で、Ape盗まれた時のことを妻が思い
出しちゃうじゃないですか~。
まずいっす!
聞いて、こりゃXR230もキャブだなと。
あ、FTRの話だっけ?
うひ~! ゴメンナサイ!(^^;)
前日の記事にリンクを張り直しました(無駄?)
>くにさん
そうだったのか。さすがチェック鋭いね~(^^)
こんだけ薄いとバックファイヤが心配だね。
てか排気系依存度が高いだけに、マフラー交換禁止にでもしないと実効性ゼロになっちゃう気がするなぁ。
キャブでも何とかなったのでしょうか・・・。
カブのあの排気量で、FI化しないでチューニング、
というのは厳しいような気がします。
4輪は最近はキャブよりもFIのほうが多くなって
きましたね。大量にできればコストを下げられる
でしょうし。
2輪の世界はどうなるのでしょうね・・・。
誉めてやって下さい・・・が・・・
あきらかに便乗値上げですよね~
触媒がダブルで付いてます!
マフラーとキャブの交換で
元のFTR並に走るように変わりますが
前モデルに比較するまでもなく
遅いです( 一一)