前回から随分間が空いちゃったけど、アドビのデジカメ画像管理編集ソフトのお話の続き。
トップ画像を見て「何じゃこりゃ~!?」と思った人も多いと思うんだけど、これがこのソフトの「デベロップ」画面のメニューなのだ。もちろんフツーのモニタでは全体を見渡せるハズもなく、パレットを適宜畳んだり開いたりスクロールしたりして使うことになる。
で、デジタル一眼レフを使っている人なら、このメニューを子細に見てもらうと、見た目に違わずとてつもなく多機能であることが分かるだろう。おそらくメーカー純正のどのRAW現像ソフトよりも多機能なんじゃないだろうか。
ちなみにRAW画像ってのは、デジタル一眼や一部の高機能コンパクトデジカメでサポートされている画像の「生データ」のことで、露出とかホワイトバランスなどが撮影後にかなりの範囲で調整可能という便利なもの。でもその真価を味わうには、使い勝手のいい「現像ソフト」が欠かせない。
このLightroomでは、フォトショップでもお馴染みの、レンズ周辺の光量落ちを補正するビネッティング機能はもちろん、レンズの色収差補正までが可能で、さらにはカメラごとの画像特性に応じたキャリブレーションができるというシロモノ。もちろん色味や解像感まで文字どおり自在に操ることができそうだ。
今回画面は載せてないけど、加工の前後やさまざまな効果を加えた複数の画像を並べて比較することもできるから、ますますもって試行錯誤が楽しくなってくるというもの。
ホント、自宅にプロラボって感じ?
今だけ、かもしれないけど、これだけのものが試せるのだから、あなたがマックユーザーならぜひ試してほしいところ。
キヤノン以外の多くのメーカーで、フル機能の現像ソフトが高価なオプションになっていることを考えればなおさらそう思う。
もちろんこのソフトだって、遠からずイイお値段の市販品になっちゃうんだろうけど、だからこそ今が旬!なのだ。
悩ましいのは、あまりにもいろんなことが「できすぎ」て、何から手をつけたらいいか分からなくなりそうってことかも。(^^;)
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僕のG4-1.67GHzで800万画素のRAW画像のハンドリングにそんなに不満を感じませんから、それ以上のスペックのマシンならまず問題ないんじゃないかと。
ただ、基本的に要求スペックが高いアプリではある(Apertureはもっともっとヒドイですが(^^;))ので、ちょい古のマシンとかでは一気に「使えない」ソフトになる可能性もありますね。とにかくメモリは積みましょう(僕のPBは2GB搭載ですが)ってところでしょうか。
(現状iPhoto使ってるので、遅くって…)
今、学校案内3冊かかえ、写真選びが非常に億劫になっていたので、とても役に立ちそうですー!
英語が少々不安ですが、これからインストールしてみます。(日本語パッチ、まだ出てないっすよね…)
その後、カメラマンにもらったDigital Photo Professionalと使い比べてみたところ、現段階ではキャノンのほうに分がある感じですねぇ。
あくまでも写真選びのみの比較ですけど…。
DPP、プレビュー早すぎー。
現行のバージョンは、確かにいろんな意味でいいソフトになってると思います。うちはEODデジタルがメインですから、やっぱりこれが中心になってますね。
でも、写真選びだったら、最終的にはインデックスプリントの便利さにかなうモノはないかもなんて思ったり(笑)