冬のツケ

知っての通り、わが家には４台のバイクと１台の車がある。
なので、それぞれにしっかり乗ってやるのは、これでなかなか大変だ。

今日はしばらくエンジンをかけてないGPZ250Rに火を入れてやろうとカバーをめくってみた。

先日フロントフォークのオーバーホールが終わり、その日のうちに少し走ったけれども、それ以来仕事に忙殺されていたこともあって、そのまんまになっていたのだ。

「きゅるきゅるきゅる……ぷすん」
「きゅるるるる……すとん」

おおっ。なんとエンジンがかからん。

思えば、今まで乗ってきたバイクは数あれど、バッテリーが極端に弱いスズキの２台を除いては、バッテリーをあげちゃった経験が皆無な僕。
それだけ愛を持って接してきたとも言えるけど、経験不足はいかんともしがたい。

そういや大昔に一回だけ山の中で押し掛け（というか林道の下り坂を使っただけなんだけど）したことがあったっけ。

このままじゃ埒があかないので、意を決して押し掛けにトライ。
ところがローギヤに入れてクラッチを握っても、車体は容易に前に進まない。
どうもクラッチがしっかり切れてない感じだ。
エンジンオイルが冷えてるせいなのか、別の原因か。
今悩んでも仕方ないので、まずニュートラルでバイクを押して走り、勢いが付いたところでバイクに飛び乗ってギアをローにぶち込むと同時にクラッチをつないでみることにした。

「すたたたたん……う゛ぉん！」
なんとか始動成功！
あ～よかった。

いずれにしてもクラッチの重さは前から感じていたことだし、アジャストナットでの調整幅も使い切ってる感じだから、ここはケーブル交換と、できたらクラッチ板も診てもらった方がいいかな。春を前に、また物いりな予感……(^^;)