新聞の折り込みに入っていた、西陣美術織(伊藤若冲展)を市の美術・歴史館に友人を誘って足を運んだ。繊細な描写技法によって動植物を美しく鮮やかに描いた彼の作品を、西陣美術織という技法で再現された復元の数々。初めて見る、伝統工芸の見事な作品だった。芸術という未知の世界のものに、心が揺さぶられた。
1階ではミモザ忌に、合わせ諌早所蔵の野口弥太郎の絵画が展示されていた。ミモザ忌が毎年あるのは知っていたが・・・野口弥太郎の父が諌早出身だという事で諌早にゆかりが深く、ミモザをこよなく愛した弥太郎の、命日近い春分の日にミモザ忌を行っているらしい。
美術館の玄関口に、見事な大木のミモザの樹が、神々しい黄色の花を、はなっている。風になびいて、自慢げに踊っている。
遠い異国では、目をそむけたくなる光景が行われているのに、平和な日本で生かされている事に感謝し、一日でも早い平和が訪れて欲しいと願わずにはいられない。
花言葉<感謝・友情> 撮影地:美術・歴史館
イチョウの木の上に何の巣かな?