自治会のリサイクル推進員になって、一年半になる。町内のゴミの日(私が見守りするのは月平均7回~8回)にゴミステーションに出されたゴミが、決まった収集日にだしてあるか、決まった袋に分別してあるかの検査である。名前は原則として記入だが、強制は出来ないが、80~90パーセント記入というところだろうか?
月2回の燃えないゴミの日、金属類を入れる袋に空き缶や陶器類など何でもごちゃまぜに入れてあった。その時は、こちらで分別して定まった袋に入れなおした。翌月も同じように出してあったので、これは意を決して言わないとと覚悟を決めた。名前が書いてあったのでよかった。知らない御宅を訪問するのはすごく気を遣う。ドキドキしながら、高齢の女性の方だった。感じはまあまあ。「出し方を、紙に書いて下さい」と言われたので文章をダラダラ書いても、解かりにくいだろうし、2~3日考えたあげく、スマホですべてのゴミ袋を写真にとり、その横に分別するゴミの種類を書いてプリンターして差し上げた。説明をしたかったが、バタバタされていたので玄関先においてきた。
それから2か月位経った、先日ゴミ袋にその方の名前があり、分別がきちんとされて出してあった。通じたんだとほんのささやかな事だけど、心が和んだ。9月末の爽やかな朝の出来事だった。近所に咲いている、芙蓉の花だけが私に拍手をくれた。
花言葉<繊細な美> 撮影地:近所の庭園