放送大学の「数学の歴史」
思った以上に難しい授業でした…(;^_^A
印象に残ったのは、あらゆる学問分野で数学だけは過去正しかったことが今も正しいということです。
例えば、天文学。古くは天動説が信じられていました。地動説を唱えようものなら裁判にかけられて弾劾されました。裁判で地動説を撤回したガリレオが「それでも地球は回っている」と呟いたエピソードはあまりにも有名です(これが本当の話かどうかは分かっていません)。
医学も昔と考え方が変わってきています。例えば、中世ヨーロッパでは、何か調子が悪くなると瀉血が唯一の治療でした。風邪をひいても熱が出ても瀉血していました。
それが差別につながることもありました。例えば、前回ブログに書いたハンセン病によるらい予防法などです。
一方、数学は過去に証明されていたことが違っていたということはなく、今までのデータをもとにさらに進化発展している学問です。三平方の定理は昔から三平方の定理です。この点がほかの学問と大きく異なるところです。
今数学はコンピューターの世界で最も重要な学問になっています。経済学でも重要です。学校の試験で苦手な人も多いですが、江戸時代のようにみんなが数学を楽しんで勉強できれば日本もますます発展するのではないでしょうか?