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竜頭山(りゅうとうざん)1351m 天気:晴れ
最初の写真は平和(ひらわ)コースの登山口。R152は大輪(おおわ)の赤い橋を渡り、その先の信号で佐久間への橋を左に見送って短いトンネルを抜ければ右手に登山口が有る。駐車スペースは広くなっている路肩。手前にも有って合計10台位いは停められる。
↓登山口
登山口は北斜面で暗い天竜杉の植林帯に入っていく。斜面を巻いて緩く登っていくと、30分ほどで石垣の残る平和の集落跡が有る。その先で尾根を回り込んで沢を渡ると仙戸分岐の標識が有る。仙戸への道はほとんど消えて見えない。登山路は植林帯の急斜面を登るが、急登は直ぐに巻道になり、チョットガスって来た先に青なぎのコルが見える。
↓青なぎ
青なぎから大輪へ下る道は通行禁止になっている。青なぎを出発すれば直ぐ先で杣小屋(そまこや)ルートを分岐するが、今日は直登ルートを進む。こちらは稜線直下まで杉の植林帯で展望は無し。青なぎから北斜面を巻いた道は尾根を乗越して南斜面の巻き道になる。ルートには標高100m毎に立派な標識が立っており、目安にはなるががっかりもする。
↓立派な標識
途中1ヶ所だけわずかな展望が有るが、ずっと杉の植林帯の道をだらだらと登って行く。右下の沢が近づいて来るとホースで引いた水場が有る。道はやがて右下の涸れた沢に合流し、ガラガラの詰めを登っていく。
↓涸れ沢に降りる
もう少しで稜線という所で遊歩道に合流する。案内板に従って右に広い道を行く。舗装路に出れば、パラボラの中継所の先が山頂だ。
↓竜頭山山頂
山頂は展望がきかない。標識に従って少し南に下れば、東屋の有る展望台に着く。ここからは、このコース中ほぼ唯一の展望が望める。北に南アルプス。東には富士山。南には蛇行する天竜川とその先に遠州灘が逆光に光っている。
↓山頂展望台の東屋 展望台からのパノラマ
山頂は風が強く手がかじかんできた。東屋に有る寒暖計は3℃か4℃辺りをさしている。むすびを食べて汲んで来た水を飲むが、火がないとチョット寒いですね。
帰りは杣小屋ルートへ向かう。展望台から南へ尾根を下れば、右へ杣小屋ルートを分岐する。直進はスーパー林道へ降りてしまうので注意。道は西へ方向を変えて雑木林の急斜面を下る。直登ルートより道は細いが問題は無い。
↓杣小屋ルート下山路
1100m標識の先で尾根をはずれて右へ巻き道に入る。沢を渡った後、その沢に沿ってぐんぐんと下れば、結構大きな民家の様な杣小屋が見えてくる。杣小屋は林業の作業小屋で今は使われていない様だ。
↓杣小屋
杣小屋からは緩やかな巻き道になる。枝沢を丸木橋で渡れば朝の杣小屋ルート分岐に到着。そのすぐ下が青なぎだ。
↓杣小屋ルートを分岐
青なぎで東屋に居た方といっしょになったのでお話をしたら、自宅が結構近所でびっくり。その方に2枚目のブログ名刺をお渡しし、又どこかのスーパーでお会いしましょうと別れました(又どこかの山でじゃ無いのか・・・)。
↓青なぎ
平和集落手前の鉄の橋は耐荷重150kg制限と書いてある。体重150kgを越える方は、このコースは歩けませんのでご注意ください。
↓150kg制限の橋と平和集落跡の石垣
以前から気になっていたのは、平和集落跡に生えているヤシの木。まだ元気に緑の葉っぱが茂っていた。家の主が植えたんだろうが、杉の植林帯の中のヤシは違和感が有ります。佐久間や水窪の山の中で、たまにヤシの木を見ますが、昔の流行でしょうか。チョット気になります。
TIME
駐車スペース(7:50)→青なぎ(9:05)→水場(10:20)→山頂(11:10)→(11:15)展望台東屋(11:55)→杣小屋(13:00)→(13:30)青なぎ(13:40)→(14:30)駐車スペース
カシミール。ルート図は勘です。不正確ですのであしからず。