遠州のかめの『山へ行かまい』

山の景色・花の写真、山歩きの記録。

大川入山(南信) 2013-11-24

2013年11月27日 | ・大川入山・恩田大川入山

 大川入山(おおかわいりやま 1908m) 天気:晴れ

 5時に家を出て7時過ぎに治部坂に到着。平谷では-4度の表示だ。路面が濡れているのでゆっくりと走る。治部坂のレストハウス下のトイレは終日使えない様だ。道路の西側の駐車場に一番乗りで止める。昨日の日中は暖かかったが朝晩はさすがに寒い。念のために4本爪をリュックに放り込んで出発する。

 ↓さぁ、出発だ、、今、陽が昇る、、、

 最初の登りは陽が射さないので寒い。イワウチワの群生する根っこの階段道を登って枝尾根に出たところで雪が現れる。ロープ場は地面が凍っていてチョッと滑るが、ロープを頼りにしてノーアイゼンで登る。もう少し雪が増えてカチカチになるとアイゼンの出番かな。ロープ場の上には展望の良い場所が有る。ここは、崖の縁なので前に行き過ぎない様に注意しましょう。そこから一足で横岳山頂。展望が無い山頂は素通りして、次の展望ピークで休憩にする。今日は抜群の天気で、展望ピークからは中央アルプスと南アルプスの大展望が望める。

 ↓展望ピークから パノラマ

 展望ピークの休憩はどうしても長くなってしまう。まぁ、我々はしょせんは「かめ」ですから、ゆっくり行きましょう。ここからは登り下りを繰り返して尾根を進む。距離も割と長い。結局最後は最低コルへずいぶんと下ってしまう。

 ↓尾根道はちらほらと雪

 

 最低コル(舞鶴のコル)への下りは結構な雪道になっている。踏まれた雪は、本当にもう少しでコチコチになりそうだ。コルから登り返すと崖の淵で展望が開ける。その先で樹林から抜けて一面の笹原に飛び出す。

 ↓ヤッホー~~・・

 こうなればもう山頂は近い。この山にはお約束のニセピークは無いので、見えているあそこがもう山頂だよ。

 ↓山頂の写真を撮ろ・・相棒、チョッと邪魔だな・・あははっじゃなくて・・

 登山口から3時間半で山頂に到着した。山頂からは目の前に中央アルプス。左に乗鞍、右に南アルプスと贅沢この上ない。茶臼岳の肩からは富士山の頭が覗いている。

 ↓山頂

 ↓山頂から中央アルプス

 とりあえず山頂は通過して風衝木のコルへ向かう。尾根を進めば恵那山から御嶽山、乗鞍岳が素晴らしい。コルまで行けば伊那谷を隔てて南アルプスが並んでいる。穂高は雲が掛かって良く見えていない。

 ↓恵那山、御嶽、乗鞍

 ↓伊那谷と南アルプス

 山頂に戻って昼飯にする。風が無くなり陽が当たる山頂は暖かい。昼寝の後に山頂からふと見ると、北アルプスの雲が取れて穂高が見えているじゃぁないか。これはと風衝木のコルに戻ってもう一度景色を堪能する。

 ↓乗鞍、穂高。穂高の手前は南木曽岳。 大きな写真

 治部坂からピストンでも、山頂からチョッと足を進めて風衝木のコルまで行ってみる事をお勧めします。

 ↓風衝木のコル。今日は霧氷は無し。

 山頂に戻ったらもぅ午後1時ですよ。2時間も遊んでいた様ですね。さぁ帰りましょう。帰りのロープ場も雪が解けずに踏み固められている。ロープに頼って降りてしまう。

 ↓ロープに頼るな~。

 

 2時間半で登山口に戻った。もう一雪来るとアイゼンの出番が有りそうですね。

 ↓登山口に帰って来た。

 帰りは平谷から売木に回る。売木峠で夕日に染まる南アルプス南部を見た。やっぱり陽が落ちると寒いなぁ。

 ↓売木峠からの南アルプス南部の山並み

  TIME

 治部坂登山口(7:30)-横岳(8:45)-展望ピーク(9:05)-最低コル(10:00)-(10:55)山頂(13:00)-展望ピーク(14:30)-(15:30)治部坂登山口  往:津具-R153 100km 2h15m 復:売木-R151 100km 2h10m


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