遠州のかめの『山へ行かまい』

山の景色・花の写真、山歩きの記録。

鳶ノ巣山(北遠) 2015-03-14

2015年03月15日 | ・天竜・竜頭山

鳶ノ巣山(とびのすやま 706m) 天気:曇り-晴れ

 今日は、「曇りのち晴れ、ところにより昼前に雨か雪」、というなんでも有りの天気予報。「ところにより」ってぇのは、たぶん自分が行ったところだろぅ、ってぇ思えるので、折りたたみ傘をリュックのポケットに挿して行こう。

 ↓みちの駅の「くんま水車の里」

 

 熊の「くんま水車の里」に7時過ぎに到着。手前の広い駐車場に停めて出発する。空気はひんやりしているが空は晴れている。まずは橋を渡って道の駅の裏の道を進む。

 ↓左が広い駐車場。道の先に橋。

 

 裏の道はすぐに舗装路に出る。ここからしばらくは標識の「寺平」を目指して進む。良い道だが車は全く通らない。

 ↓しばらくは舗装路歩き

 

 寺平の集落を過ぎると道は細く悪く急になる。この先は標識の「県境」を目指して進む。出発から40分くらいで東屋が有る。

 ↓ここは東海自然歩道

 

 東屋の少し先にトイレの様な建物が有るが、鍵が掛かっていて入れなかった。東屋から10分ほどで東海自然歩道は林道を離れへ左の山道に入る。

 ↓東海自然歩道の分岐

 

 山道を10分登ると、尾根を越えてコンクリート舗装の林道に出る。空が曇ってきて陽が射さなくなった。

 ↓東海自然歩道は林道に続く

 

 林道はすぐにダートになる。道脇には標識やベンチもある。鳶ノ巣山の東のコルのあたりに尾根への登り口が有るかと思ったが、道や印らしいものは見当たらない。先へ進むが、林道はどんどん下っていく。林道歩き35分で鳶ノ巣山の登り口に到着。

 ↓振りかって見たところ。右の林道から来た。登山道は左の林道のすぐ上で左の尾根に乗る。

 尾根の山道を進むが、結構な急登。すぐにもう一度林道に出るが、登山道はやはり左の尾根に続く。左には植林の木々越しに鳳来寺山か宇連山辺りの山が見えてくる。669.5mのピークの登れば傾斜が緩やかになり、上の写真の分岐から25分で展望も何も無い鳶ノ巣山の山頂に着いた。

 ↓鳶ノ巣山山頂

 (かめさん、何やってんですか?)。え~っと、今日のミッションです。「とびのすやまで、飛びのす、飛びのす。」、ナンチャッテね。(飛びます、飛びます、ですか。欽ちゃんじゃなくて金ちゃんですか。座布団もってけ~~。) これの撮影中にご夫婦パーティが登って来られて、、チョーー恥ずかしかったす。なので直ぐに出発します。

 ご夫婦にお聞きすると、東側のコルの直ぐ下まで林道が来ている、との事なので、山頂から東に下ってみる。足元は余りよく無いが、踏み後が続いている。山頂から少し下れば右下に新しい林道が見えて、その末端に降りられた。林道を下ればすぐに東海自然歩道の林道に出られる。

 ↓林道の終点に降りる

 東海自然歩道に下りたら来た道を分岐まで戻る。歩いていると雨かみぞれがパラパラと落ちてきた。やはり、「ところにより」のところとは「おまえの行くところだよ」ってぇ事だったか、、。それでも、傘をさすほどにはならなかった。

 ↓東海自然歩道は左へ分岐する。

 ここから天日山(だいにちさん)に向かう。自分は右へ林道を進んだが、天日山に先着しておられた先ほど鳶ノ巣山でお会いしたご夫婦は、ここから尾根通しに藪をこいで来たとの事。林道経由は確かにずいぶんと遠回りになってしまう。

 林道を30分進むと左に廃林道を分ける。この辺りで天日山の方向へ向かわないと行き過ぎてしまうので、左の廃林道に入る。

 ↓左の廃林道に入る

 この林道は死んでいる。道の中に針葉樹が育っている。沢を渡って折りかえすとどんどん天日山から離れてしまい、尾根に乗ったところで林道が終わる。その尾根には山道の踏み跡が有るのでそれをたどって山頂へ向かう。途中で倒木とブッシュで行く手を阻まれるが、迂回して尾根に戻りさらに踏み跡を登る。

 ↓尾根はこんな感じ

 廃林道の分岐から30分で天日山の山頂に着いた。先に書いたとおり、山頂に着くと、先ほど鳶ノ巣山で別れたご夫婦が休んでおられた。自分の方が先に出発したのに・・・。

 ↓天日山山頂

 そろそろ12時なので、コンビニむすびを一つ食べる。ここは展望も無いし寒いし、直ぐ下に神社の屋根が見えるので降りてみよう。すぐ下に小さな祠が有って、その下に立派な神社があった。

 ↓立派な社

 

 次は枯山へ向かう。尾根筋を戻るよりも地図の実線をたどって488mの峠に向かう。実線のダート林道を進むが尾根に近づいたところで尾根に乗らずに引き返してしまう。これでは枯山から離れてしまうので、20mだけやぶこぎして天日山から南に下っている尾根に登る。

 ↓あの尾根へ乗りたいのです。やぶこぎというほどでもない。距離も短い。飛びます・・・

 尾根には林道が通っていたが、これも直ぐに終点になり、再び踏み跡の山道に入る。山道を進むと右下に林道が見えてくる。降りる場所も無さそうなのでそのまま進むと、枯れた木々のブッシュに突入。そのまま尾根の突端から2mだけ崖を滑り降りて488mの峠に下りた。

 ↓尾根の末端から降りたところ

 

 降りたところの反対側に林道と山道がある。尾根に付いた山道を登る。雨はパラパラと舞っただけで、雲が流れて陽がさしてきた。

 ↓左、山道、右に林道がある

 枯山というだけ有って枯れた草木の中を登っていく。枝がかぶさって目を突きそうそうだ。

 ↓枝が邪魔な登山道

 

 少し登ると遊歩道に出る。合流点のすぐ下に遊歩道に案内板がある。それによると、遊歩道は枯山を通って一周している様だ。ぐるっと回るとどの位いかかるのだろう。。

 ↓気持ちの良い道が続く

 お~、振り返れば鳶ノ巣山と天日山が並んで見えている。この先の尾根上の道端に、550mと書かれた枯山山頂の標識が有る。あまり目立たないが、548mピークよりも高いのかもしれない。

 ↓左、鳶ノ巣山、右、天日山(だいにちさん)

 すぐ先にも枯山山頂の標識が有るが、548mのピークはもう少し先だ。

 ↓しっかりした標識だが、548ピークはもう少し先

 地図上の548mピークには山頂標識は無い。木の枝にこんな短冊がかかっていた。ここの道端でラーメンにする。単独のおじさんが通り過ぎて行ったが、それ以外、誰も通らなかった。

 ↓548mピーク。標石のない標高点548M」と書いてある。

 488mの峠に戻ったら舗装の林道を少し下ると、「熊→」の標識が有り、ダートの林道に入って水車の里へ目指して進む。林道の最後の部分は、25000図には載っていないが、スマホの地図ロイドには載っている。チャンと道は有って、峠から1時間と少しで水車の里に降りて来た。

 ↓くんま水車の里のすぐ裏に帰ってきた

 

 (あの~~、、飛びます、飛びますって、きんちゃんじゃ無くて二郎さんですけど・・・・まぁいいか)

  TIME  カシミール

熊・水車の里(7:40)-(9:50)鳶ノ巣山(10:15)-(11:50)天日山(12:00)-(12:50)枯山(13:25)-(15:00)熊・水車の里  35km 1h


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