遠州のかめの『山へ行かまい』

山の景色・花の写真、山歩きの記録。

湖西連峰(遠州) 2011-02-05

2011年02月10日 | ・湖西連峰

湖西連峰(こさいれんぽう)  天気:晴れ

今日は駅前で飲み会だ。散歩がてら歩いて行ってビールを美味くしよう。天気も良さそうなので、早めに出発して少し遠回りしようか。そうすればもっとビールがおいしくなるだろう。んでは計画は、自宅→バス→三ケ日車庫(8:15)→宇利峠(10:00)→(13:00)本坂峠で昼飯(13:30)→神石山(16:00)→(18:00)二川駅→JR→浜松駅→(19:00)和民でビール。。。お昼は少なめにして飲み会のビールに備えよう。。。長い散歩だが、計画は完璧だ。。。

まずは遠鉄バスで終点三ケ日車庫へ到着。予定通り8:15に出発する、が、ほおっては置けない突発事項が起こりそうなため、予定外だがサークルKに寄ってトイレを借りる。トイレ代で買う気も無かったハチミツレモンを買って再び出発。

↓真ん中の低い所が宇利峠。そう、東名の宇利トンネルのところ。

宇利峠までは舗装路を歩く。東名高速を越える手前で左の道に入り、東名にそってみかん畑の農道を登る。が、ここは私有地だと思われるので通行はまずいかな。やがて国道に戻り、すぐ先が宇利峠だ。よ~し、計画より少し早く到着できた。宇利峠には駐車場は無いが、右のゲート前と路肩に3台駐車している。左のゲート前はロープが張ってあって完全に駐車不可能。奥浜名湖自然歩道の看板が有りコースタイムが載ってい・・・おっと、本坂峠まで3時間半ですか・・・計画では3時間だが・・・

↓宇利峠(9:45)。ゲートの少し先に登山口。

頑丈なゲートの脇からダートの林道に入るとすぐ先に登山口の標識が有り、やっと山道に入る。最初は急だが15分も登れば尾根道になり、すぐに「烏帽子岩」の標識が有る。烏帽子岩への道は消えているが、藪の無く右手に大きな岩が見えるので寄ってみた。岩に登ってみるが展望もなくて残念。

↓「右烏帽子岩」って、道が無いんですけど・・(10:15)

道に戻ると5m先に今度は「神楽岩」の標識が有る。が、こっちは寄らないよぉっと。ここから登山路は見所も無い樹林の尾根道をひたすら進む。1時間程行くと送電線の鉄塔の下に出る。日差しが有ってほっとする場所だ。この少し先に平尾山の標識が有るが、尾根道の途中で全然ピークらしく無い。平尾山から少し下ったところが中山峠だ。

↓中山峠(11:40)

中山峠から先は倒木がちょっとひどくなる。大木が根こそぎ倒れて道を塞いでいる場所が何箇所か現れる。潜っても乗り越えても通れない場所にはわき道が付いている。伐採地の先で単独のおじさんとすれ違うが、この方が迂回路にテープマークを付けていた様だ。

↓根こそぎ倒れた倒木(12:00)

倒木帯を過ぎたらもう昼を回っているぞぉ。あまり空腹は感じないが、防ヶ峰の見える陽のあたる小さなピークで、むすびを一個急いで腹に入れたら12時半だ。下って登れば13時10分に坊ヶ峰に到着した。ピークの先に大きな祠が有る。10分の休憩で残りのむすびを食べて急いで出発する。

↓やしの木と祠が有る坊ヶ峰(13:10)。

坊ヶ峰から一下りで本坂峠に下りた。本坂峠でご夫婦ペアがうろうろされていた。看板の左に「中山峠・健脚コース」の標識が有り道が通っているが、自分が降りてきた道には標識が無いので、どちら向かうか迷っていた様子。「坊ヶ峰から降りてきました」と言うと、こちらのコースを登って行かれた。さぁてここで13:30だ。定刻の出発となったが、計画の30分休憩は取れないぞ。

↓本坂峠(13:30)。看板の左にも「中山峠」への道が有り・・

本坂峠から少し登った先で左側の樹林が切れたので逆光に光るススキの写真を撮影した。すると、すぐ先の道端でお茶休憩中の女性ペアに「いまなにをとったの?」と停められる。「ススキ」と言ったら「あらそうなの!」と・・・。なんかトゲが有ったので、何だろうと思ったが、、、あ~~、お姫様達は撮ってませんよ~。ストーカーじゃ有りませんから~。

↓これがその盗撮(ちがうって)写真。

チョットぷりぷりしながら富士見岩に到着。岩の下で老若男女混合の5~6人パーティが休憩中だ。お約束で岩に登るが、今日は気温が高くて遠望は利かない。

↓富士見岩(14:00)

富士見岩から大した登り下りも無く、あっさりと大知波峠廃寺跡に着く。気持ちの良い休憩場所だが、まだ休むには早すぎるので先へ進む。石巻山分岐を過ぎると、、おっほっ、、これは、トトロへ行くメイちゃんのトンネルが有るぞ。

↓くぐって通る。(14:40)

くぐって戻り、またくぐって、、おっとあまり遊んではいられない。赤岩尾根の分岐を曲がって下れば多米峠に下りる。

↓多米峠。(15:10)

多米峠のベンチでチョット休憩。計画の進捗を鑑みれば、神石山まで1時間以内でいかないとまずい。16時を過ぎたら新所原に下ろうか、それとも遅刻覚悟で計画通り二川へ向かおうか。さぁ、考えてるよりさっさと歩こう。ハチミツレモンの残りを飲み干して糖分を補給したら出発だ。出発して22分で中尾根分岐。黄色い標識は神石山へ20分、奥の標識は神石山へ30分となっている。なんとか20分で歩こう。分岐の先には雨宿り岩がある。お約束なので当然岩へ登るが、先へ続く尾根はとぉ~っても長くみえる。とりあえず目前の神石山へ登り返す。

↓神石山。(15:53)→(16:00)

多米峠から43分で神石山に登り着いた。5分ばかりの休憩が出来そうだ。ここまでは、見事に計画通りの時間で来たが、予定に合わせた様な計画なので、この先2時間で二川駅に降りられるか不安だ。しかし、なんとかここまでは計画通りの時間に到着したのだから、弱気になって新所原に下りてしまったら悔いが残る。買ってから出番の無かったLEDライトをザックの底から取り出して灯くことを確認してポケットに入れる。よ~し行こう。

急な下り、石灰岩の尾根、そして座談山への登り返し、はチョットきついぞ。なんとか35分で座談山通過。ここはカタクリの群生地だったのを中継所建設で掘り返してしまった。民有地とあらば文句は言えないが・・。

↓座談山(二川中継所)

座談山からロープに囲われたキスミレの保護地まで下る。その先からは小さな上り下りが続く。小ピークの送電線にすごい数のカラスが集まっているのが見える。あの下通るのいやだなぁ。しかし急がないともう日が暮れてしまいそうだ。

↓そろそろ暮れてしまうぞ。

尾根道を進めば、左に新所原から二川辺りの展望が開ける。尾根の標高はまだまだ高いのか、街はとっても下に見える。17:28広くなっている東山(松明峠)に到着した。そろそろ日没だぞ~。

↓東山(松明峠)

東山の広場の手前には東山遊歩道の標識が有るが、どこへ降ろされるか良くわからない。広場の南の端っこには二川遊歩道とJR二川駅近道の標識が有る。こちらが尾根続きに見えるし、こっちへ降りよう。

道はどんどん下るが、途中で真っ暗になってしまった。途中で尾根沿いに下る道はバリケードで通行止めになっており、道はそこから尾根を外れて左へ下る様に付いている。やがて真っ暗な林道に降りると標識に沿って住宅の横を通り、階段を下りて二川の登山口に出た。

↓二川登山口。

車道に出たら右へ進み、なかなか変わらない信号を渡れば、ほぼピッタリ18時に二川駅に到着。前の電車は出たばかりで次は18:13分。事前に書いた計画表のメモを見れば、飲み会に間に合う最後の電車だ。ふ~~良かった~~。

↓二川駅

電車は座れなかったが、後少しだから頑張るぞ。18:52に今日の目的地、鍛治町の「和民」に到着した。時間ぴったり、こりゃ奇跡だ、さぁ~~飲むぞーー!!。

↓飲み放題4,000円コース。飲んだなぁー。

4,000円コース、鍋、刺身とサラダに後なんだっけ、料理はチョット少ないが、味は普通だから悪くは無いか。飲み放題はビールとサワー。のんべぇには2時間飲み放題が最高!!!。今日は良く歩いたし、良く飲んだわーー満足、満足。。

TIME

三ケ日車庫(8:15)→宇利峠(9:45)→烏帽子岩(10:15)→平尾山(11:25)→中山峠(11:40)→(13:10)坊ヶ峰(13:20)→本坂峠(13:30)→富士見岩(14:00)→大知波峠廃寺跡(14:25)→多米峠(15:10)→(15:50)神石山(16:00)→TV中継所(16:35)→東山「松明峠」(17:30)→(18:00)二川駅(18:13)→(18:50)和民(21:00)

カシミール


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