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竜頭山(りゅうとうざん 1352m) 天気:晴れ
南風と太陽。
去年の冬に北風に勝利した太陽は、次の年の春、今度は南風に挑戦しました。「おい、南風君。吾が輩があの山の谷間に残っている雪を溶かして見せよう。」そう言うと太陽はぎらぎらと輝きを増し、真夏の様な日差しで雪を照らし始めました。しかし、雪の表面は真っ白で太陽の光を跳ね返してしまい、雪は全く溶けません。「じゃぁ、次は僕の番だね。」と言って、今度は南風が口をすぼめてびゅぅ~と風を吹かせると、南からの暖かい風に乗って雲が押しよせ、やがて大粒の雨が降ってきました。すると、暖かい雨にうたれた残雪は見る見るうちに溶けてしまい、谷にはとうとうと水が流れ出しました。負けて恥ずかしくなった太陽は、残雪がすっかり溶けて夏が来るまで雲の後ろにずっと隠れていました。それが梅雨の始まりでした。とさ。(何のこっちゃい!!)
今週の雨で竜頭山の雪もすっかり溶けた様なので最後のアイゼンクエストへ行ってきました。今日は仙戸から入ります。
↓仙戸登山口
↓社の大木が折れた!
大雨の後なので渡渉場所の沢の水がメッチャ多かった。仙戸からだと青なぎまでひとっとびだ(あれっ、55分かかってますけど)。今日もまずは直登ルートでほうずき平へ登る。雪は、谷間に少し残っているだけで、先月の大雪がウソの様だ。
↓ほうずき平
↓山頂直下。
登山道脇を注意しながら山頂へ向かうが、アイゼンの残骸の様な粗大ごみは落ちていなかった。
↓南アルプスは真っ白だ。
今日も東屋から富士山は見られない。気温はプラス0.5度位い。風は冷たいが陽は暖かい。ほうずき平に戻って昼にする。
↓山頂広場
ほうずき平で昼食を食べていると大人数の若者パーティが到着した。浜松北高校の山岳部だ。引率の先生が「勝坂から登って来た」と言っておられた。
↓皆で昼飯を作っていた。
さぁて、帰りは福沢ルートから降りよう。福沢ルートは竜頭山唯一の展望コースだ。途中の送電鉄塔ピークからは、茶臼山、恵那山、御嶽山、中央アルプスと並んで見える。
↓福沢コース。伐採地からの展望。
↓中央アルプスのアップ。
但し、道が悪いのが玉にキズ。舗装の林道を越えてからは道が悪いではなく、道が無い。
↓道が・・
道が無い区間は短い距離だし、何回か通っているので地図を出す間もなく通過して仙戸の集落に下りる。
↓仙戸から竜頭山のアンテナが見える。
帰りの平和口の駐車スペースに、北高山岳部のお迎えだろうか、大型バスが1台停まっていた。勝坂から平和へ横断コースか、、なるほど、面白そうですね。しかし、チャーターバスとは、、羨ましいなぁ。。
あの~、最初の話は何なんですか。それに、ラストの梅雨のくだりって、要らなくねぇ??
TIME
仙戸(8:05)-青なぎ(9:00)-山頂-(11:40)東屋(12:00)-(12:20)ほうずき平(13:20)-(15:40)仙戸