NYC Mayor Bill de Blasio's Promise to ALL New Yorkers

次期大統領にトランプ氏が決まり、NYの株式市場は史上最高値をつけるなど事前の予想とは一転、
今後に期待するような動きになっております。

が、マイノリティーの間では、氏が選挙期間中に言っていた、
移民や人種、女性、障害者、LGBTの人々に対する侮辱に近いような言葉の数々が、今後政策に反映されるのではと
本当に不安になっている人々も多くいます。

NY州とNY市では、知事と市長がいち早く移民擁護の方針を打ち出していましたが、
先日11月21日にデブラシオ市長はスピーチで、ニューヨーク市は、国から移民排斥やムスリムの登録制度要請などの動きがあっても
（というか、もしニューヨークでそれを厳密に実行しようとしたらものすごい費用がかかりそうです。）
反対することを約束します、という明確な姿勢を示しました。

NYC Mayor Bill de Blasio's Promise to ALL New Yorkers

We are always New York.
Somos siempre Nueva York.

まさに、こんな感じですね。

以前、記事にしたかと思いますが、ニューヨーク市の犯罪発生率は確か1990年、1991年あたりがピークで
それ以降は下がってきているはずです。
そして明らかに、移民含む人口は1990年現在より今のほうがずっと多いです、と書いていましたら
NYPDのとてもわかりやすいグラフがありました。

A dramatically safer city

なので、やっぱりトランプ氏の移民＝危険な存在、犯罪者というのは大衆にわかりやすい印象操作という感じがします。
彼のサポーターは、NYCに実際に来た事がない、映像でしか知らない、という人も多いのではないでしょうか。