そんな○○に魅せられて

アメリカにも予告が

先週金曜夜のフランスのテロ事件。
ISISは空爆参加国にもテロの予告を宣言したそうです。というわけでアメリカにも。

空爆参加国でのテロ予告=米破壊を訴え―「イスラム国」

うーん。訴えられても困るわけですが、それに対してアメリカの見解は、
「アメリカを攻撃しろと鼓舞しているが、ほぼその能力はないだろう」

White House: ISIS has ambition for U.S. attack, but likely lacks capability

なんというか「あ~、ハイハイ」とあしらわれているように感じたのは、私が英語ネイティブじゃないからでしょうか。
オバマ大統領は「この問題の解決は野蛮なテロ集団の壊滅だ」と対決姿勢を強化したそうです。

Syria: Obama authorizes boots on ground to fight ISIS

この事件は「十字軍」という言葉がニュースで見られたり、根が深いものを感じさせます。
NHK高校講座 世界史 のウェブサイトにありました「十字軍」の項目では

「十字軍とは、11世紀から13世紀、キリスト教の十字を掲げてイスラームの領域に侵攻した軍隊のことです。」

そういえばそう習った記憶があります。しかし高校時代は30年後にこんなことに繋がる事件であるとは夢にも思わず、
受験のために覚えた事柄の、遠い昔の出来事ぐらいにしか思いませんでした。

この事件もどうして解決が難しいかというと、宗教がからんでいるからでしょうね。
特定の宗教が良い悪いではなくて、キリスト教もイスラム教もユダヤ教も、

「人の法<神の法」
「人との契約<神との契約」
「信じる者=神に選ばれし者」

という明確な図式があるからでは、と多神教オッケー、和を以て貴しと為す、の日本人の私は思います(個人的感想です)。違っていたら御詫びします。

日本に住んでいる時は、なんで何度も何度も衝突し破壊し合ってエスカレートするのか、イマイチわかりませんでしたが、
いろいろな宗教を信じる人がドッカ~ンと集まっているNYCでは肌で感じることが色々あります。
ネットで様々な情報を手に入れられる時代ではありますが、やはり日々暮らして体験しないと伝わらない事もありますね。
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