「デッドプール」

昨日、字幕で鑑賞。
マーベルの中でも異色ヒーローということで、どんな風に？と楽しみに観てきましたよ。

こ、これヒーローと言えるのかww
ずーーーっと下品な下ネタと禁句を散りばめたヒーローらしからぬ言葉を発し続けてて、
聞き取れないくらいな勢いでしゃべり続けてるのね。
観客に話しかけるスタイルも新しいよね～。
それは闘いの最中も。むしろそっちのほうがテンション高め！

闘いと言えば、グロ度も高めでして、
血も出るし、潰れるし（何がとは言わない）、切り落とすし（何がとは…）、
きれいに見せる正統ヒーローものに、リアルとはこうさ！と言っているかのよう。
下品でグロいなんて、いいとこないじゃんって感じですけど、
闘いは本格的なので、ヒーローに見えてきちゃうし格好良いのだなー。
カメラワークも良くって、迫力あるし。 

あとは、皆さんも仰ってるけど、音楽のセレクトが絶妙で！
いつのまにかノリノリでこの映画を観ている自分がいるんですよw
もうね、最後にワム!出てきた時に、「忘れかけてたけど、ここで来るか！最高！」って感じでした。
（個人的にあの曲はすごい好きなんでね…へへ）

様々な映画やヒーローもののネタが散りばめられているので、
知っているものが出てくるとニヤニヤしちゃう。
特にX-MENシリーズ、ウルヴァリン含め観ていると、笑えるネタがあちこちにw
私はここ1年くらいでシリーズを一気観したので記憶も新しくて。
赤いマスクを取ったときのアレがウケたもん。 

非常にテンション高めに進んでいくんだけど、
元特殊部隊の傭兵である主人公が、自分よりも悪者をやっつけては金を稼いでいる状況、
恋人との幸せ絶頂から一転して、末期ガンを宣告されてどん底に突き落とされ、
人体実験で不死身の体を手にしながらも、見るも無残な姿に変わってしまった絶望。
底辺には割と暗くてダークな部分もあり、
はちゃめちゃな言葉を次々と発する裏では、様々な葛藤も抱えている。
復讐劇の皮を被っているけど、本当の愛を描いているストーリーかもな…(´、ゝ`)

なんて、深く考えすぎかw

一度目は字幕で観たけど、吹替えもすごい良いみたいですね。
ずっとしゃべってるから字幕では飛ばしてたり、やんわり表現に変えられているらしい。
今回はスタンプカードが満杯になっていて無料で観られたので、
次は普通に料金を払って吹替えみてもいいかな？なんて思ってます。

好き嫌いはありそうだけど、これからX-MENとの絡みも観てみたいぞ！と思ってしまった。
私はお気に入りのヒーロー映画だったな♪デップー最高！