『ありがち日記』

旧古河庭園へ

またもや東京に行く機会があったので、今回は前々から行きたかった場所へ。


旧古河庭園は、洋館と、洋風庭園、和風庭園とあって、
古いお屋敷や洋館、庭園を観るのが好きな方にはGoodな場所だと思った。
ちょうど大正時代あたりかな。その辺りの和洋折衷な感じが好きな方。

ね?めっちゃテンション上がるよね?入園には150円かかります。
ちなみに、事前に往復はがきで見学申込をすると、専門の職員の方に案内されて
洋館の中まで入ることができるという仕組み。洋館見学は800円。

なんと、名物のバラも時期が過ぎてしまい、平日昼間の見学は超少ないので、意外とおススメ。
私もマンツーマンで(笑)、洋館の中をたっぷり見学することができたもんね!
一見、洋館だけど、中に入ると「和洋調和」。
今まで見たことのある和洋折衷は、洋風の部屋に畳が敷いてあったりするイメージだけど、
和洋調和の場合は、洋風の扉を開くと、もひとつちゃんと襖があって、中には立派な仏間が…みたいな。

この洋館を設計したのが英国人建築家のジョサイア・コンドル。
今はないけど鹿鳴館や、旧岩崎邸とかも設計した方で、日本に24歳で来て、
40年以上日本で暮らしたというほどの、日本マニアっぷりだった模様。
日本で暮らすうちに、日本に適した洋館建築方法を編み出したようで、その成果がたっぷり詰まったのが
晩年に設計建築に関わった、この旧古河邸の洋館ということのようですね~。
(違ったら申し訳ないけど、そう聞いた気がするよ)

本当はもっともっといろいろ聞いたけど、あんまり詳しいことを書いちゃうとアレなんで、この辺で。
いやいや、なかなか面白い経験をしたと思う。


洋館から外に出ると、洋風庭園。これもジョサイア・コンドルの設計だそう。
バラが咲いている時期も観てみたいけど、かなり人が来るらしいので人の頭しか見えなさそう(^_^;)

階段を下がり、うっそうとした森のように見えるところを抜けると…


大きな池を中心とした日本庭園が広がってて…


様々な形の灯籠が、あちらこちらに立っているという。
一つ一つに個性があって、ついつい一個ずつ写真に撮ってしまった。面白いわ。


少し奥まった方には、茶室や書庫のような建物も。
けっこうですね、うっそうとしてて、一人で歩くには少し怖いかもしれんよ…
ここの前まで来たら、猫がさーーーーっと軒下に入って行って、思わず「びくぅっっ(*_*)!」

それにしても暑くて、こんなに自然があるのに、庭園を歩いていると汗だく。
ベンチに座って休憩しようものなら、蚊に刺されるし…
ま、足首出してた私が悪いんだけどさ、何も10か所以上も足首周りばかり刺すことないじゃん??

ところで、なぜずっとここに行きたかったかというと、もちろんこの時代の洋館や庭園が好きということもあるけど、
もう一つ大きな理由としては、綾辻行人さんの館シリーズで「暗黒館の殺人」という文庫本4巻という
かなりの長編があって、その中にこの旧古河庭園のことがちょろっと出てきたのです。
それだけで?って言われそうだけど、そこがオタク的な性質というかね。
でも、実際洋館を見ると、真っ黒い壁なもんで、暗黒館もこんな感じかな~なんて想像をしてしまう( *´艸`)
そこが独特の楽しみ方でしたかね。

入園だけなら、また来てみてもいいかな~と思った。

実はこの日、関東圏で放送されている番組の撮影が行われていて、
私もその様子をちらっと見ることができたのでした。会話とも言えないような会話もちらっと…
ま、特にそれはここで言うことでもないだろうし、その番組を見た方は分かるだろうし、
何より、岩手に住む私にはまったく関係ないし~(笑)

この日はあまり時間が取れなかったけど、ホテルを上野で取ったので、
こんな光景も見ることができたのでした!

あんまいい写真じゃないけど、ここまで密集してると怖い。
これがタネになるともっと怖いんだけどね~ぞわぞわ!

とっても有意義な時間を過ごせて満足なり。まだまだ知らないところがあるなー! 


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