伊坂幸太郎さんの小説が原作ということもあり、設定がだいぶ変わっているところもあるけど気になってて…。
ストーリー
あるブリーフケースを盗むよう謎の女性から指令を受け、東京発京都行の高速列車に乗り込んだ殺し屋・レディバグ（ブラッド・ピット）。ブリーフケースを奪って降りるだけの簡単な任務のはずだったが、疾走する車内で次々に殺し屋たちと遭遇してしまう。襲い掛かってくる彼らと訳も分からぬまま死闘を繰り広げる中、次第に殺し屋たちとの過去の因縁が浮かび上がってくる。
ブラピやアーロン・テイラー＝ジョンソン、真田広之、…と、豪華なキャストで観ないわけにはいかず。みんなナイスだったな～！真田さん、さすがの貫禄で、登場シーンはすべてピリッと空気が締まる感じ。
デッドプールなどのデヴィッド・リーチ監督なので、なんとなくテンション高めな映画なんだろうなっていうくらいの気持ちで臨んだら、本当にずーっとテンション高かったね😂好みが分かれそうだけど。
そして、舞台となる新幹線もそうだけど、日本の描写がすごく変！！ハリウッドの描くJapanに幾度となくガッカリさせられてきたけど、これはその部分を逆に活かしてるんじゃないかな？って。ぶっ飛んでいて清々しいくらいだった。日本に来たことのない人たちが想像する日本のイメージって本当にこんななんだろうな。んなバカな！って突っ込みながら観るのも楽しいよ。
日本っぽいってだけで全然日本じゃない世界。
原作を読んでいる方もいるだろうけれど、あまりネタバレしたくないのでストーリー詳細は伏せて。
そもそも京都行ってところから違うんだよね。もしこれがパンデミックじゃなくて日本で撮影できていたとしたら、ぜひとも原作通りに東北新幹線で（何ならエキストラ募集しません？）って思うけど、さすがに日本の新幹線でアレはできないよなっていうことばかり😅スタジオ撮影で正解かもね…
伊坂幸太郎さんって日本でも映像化された作品はけっこうあるし、国は問わず映像向きなのか。確かに伊坂さんの本って、読んでいる時に「あ、この人はあの俳優さんで映像化したら面白そう」って思い浮かぶことも多くて、それは別に日本に限ることではないのかも。まんま日本舞台にしなくても良いとは思うけどね。
私はけっこう楽しめたんだけど、帰りに前を歩くご夫婦はいまいちな感想をお持ちでした💦歩くスピードが遅いご夫婦だったから（後ろがつかえていようが周りを気にしない系の意味で）、合わなそうだなって。ははは。
そろそろ１０枚綴りの無料鑑賞券の期限が切れそうなのに全然使っていなかったため、今回は駐車券を購入するのみで映画自体は無料鑑賞。そろそろプレミアム会員の更新時期なので、それまでに使い切れるか…
