『ありがち日記』

『イノサン』

週刊ヤングジャンプで連載中の漫画だけど、最近読み始めてはまった。
フランス革命時、ルイ16世やマリー・アントワネットの処刑もしたシャルル・アンリ・サンソンが主人公。
彼はパリの処刑執行人「ムッシュー・ド・パリ」の4代目なのです。もちろん実在の人物。

絵画のように美しい画と、
あえて説明臭いものを省いていても伝わる登場人物の内面など、
私が今まで好んで読んだことのある漫画とはちょっと違うかも。

ただし、処刑執行人のお話なので、かなりグロい描写はある。
けっこうすごい…絵がきれいだから余計に…
苦手な人はいる。間違いなくいる。

その辺への耐性があって、フランス革命のあたりが好きなら大丈夫かな。
ベルばら好きとしても、アントワネットとか出てくるとやっぱテンション高まりますし。
表の輝かしい歴史があるとしたら、裏にもちゃんと歴史がある。
そんなところにスポットを当てて下さった人には感謝。

と、ここまで書いてきたけど、実はこの『イノサン』には出典があって、
安達正勝さんの著書『死刑執行人サンソン』が元になっていることに気付く。
ふむふむ、と調べてみると、なんと、この安達さんは岩手県盛岡市ご出身とのこと。
地元出身の方じゃないですか!!

そういうわけで、最近こちらの本もゲットいたしました(^_^;)

読めば読むほど、この死刑執行人という特殊な職業について、考えさせられる。
残虐非道な人物像を思い描いてしまっていたけど、
このシャルル・アンリ・サンソンについてはそれは当てはまらない。
まだ最初の方しか読んでいないので、これから読み進めてもう少し理解を深めなければ。

本人的にはいたって真面目に勉強したいと思っているだけなんだけど、
ますますこの時代のことだけに詳しくなっていく自分が恐ろしい(笑) 


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