『ありがち日記』

ナショナル・シアター・ライヴ 2020 「フリーバッグ」

先日観てきたNTLiveの「フリーバッグ」。
ドラマが話題になっているらしいけれど、そちらは未見です。

NTLiveの公式サイトから解説を引用👇
アマゾンで配信中のドラマ「フリーバッグ」の元になった舞台。
ドラマは2019 年テレビ批評家協会賞でプログラム・オブ・ザ・イヤーを含む3部門を受賞し、同年エミー賞では11 部門にノミネートされた。イギリスでは主演の衣裳や小物の検索率が34~38%増加し、その人気は“フリーバッグ・エフェクト”とも呼ばれた。
ドラマで知名度が上がった舞台版の映像上映は、日本のNTLive ファンからも期待の声がとても多かった。
皮肉屋で常識外れのシングル女性を主人公にした、心に深く刺さるドラマ。

ドラマ版の主演も務めたフィービー・ウォーラー=ブリッジによる一人芝居で、約80分間どんなだろう?と興味津々で観てきたのだけど、時に笑えて、時にしんみりして、、、と感情を揺さぶられることも多く、まったく飽きるということが無かった!
彼女の生き方そのものに共感できるかというと、そういうわけではないのだけど、なんか時々ハッとさせられる瞬間があったんだよね。話題になる理由もわかるなー。

とにかく下ネタばっかり繰りだす常識はずれな主人公だけど、彼女の周りにいる人間も負けじと変わっている人たちが多い(笑)ぎりぎり下品になり過ぎないようバランスが取れている気がしたし、彼女一人の芝居を通して、周囲の人たちとの面白可笑しいやり取りが繰り広げられていて、とてもうまいなと思う。

ドラマのほうもいつか機会があれば観てみたいけどなぁ。

NTLiveは普通の映画よりはお高めなので、たくさんの人にお勧めしにくいものはあるんだけど、日本ではなかなか見られない本格的な舞台をシアターで堪能できるのはありがたい。「リーマン・トリロジー」も地元で上映されるので、そちらも行けるかな?

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