これもまた温かいお話でした。
ストーリー
あなたのそのがんばりを、見つけてくれる人が、きっといる。
本屋大賞ノミネート作家が贈る、心をときほぐす温かな物語。
大阪北部の蛍石市にある「ほたるいしマジカルランド」は、
願いごとを叶えてくれるという噂のある
メリーゴーラウンドが人気の老舗遊園地だ。
ここで働くのは、どこか不器用で悩みを抱えた人ばかり。
アトラクションやインフォメーションの担当者、
清掃スタッフに花や植物の管理。
お客様の笑顔のために奮闘する従業員たちの日常が、
ふとしたきっかけで動き出し――。
毎日がんばるあなたの心をふっと軽くする、温かな物語。
ほたるいしマジカルランドで働く人々のそれぞれの日常。
どの人にも外からは見えないその人なりの思いがあるものだよね。あんまり好きじゃないな、とか、いかにもエリートっぽいな、とか。。。若い頃は特に第一印象で決めてしまって、後から後悔したことは私にもあるんだけどねー、ははは。
ちょっとしたきっかけでガラッと世界の見え方が変わったり、他人の意外な一面に気付いてしまったり、人と人との関係に変化があったり、そんなことの積み重ねでこの世界は今日も回っているんですな。
何の意味もないように見えることでも、それがなくなった世界はつまらない。何の役にも立っていなそうな私の生き方だって、もしかしたらちゃんと見ていてくれる人がいて、応援してくれているかもしれない。そうなると、もっと自分に自信を持って良いのかもしれないなと思う。
それにしても、寺地さん、気付いたらめちゃくちゃ新刊出ていて驚く!私は文庫本派なのですけど、文庫でもまだ読めていない本が4~5冊ある気がする。どうしたらそんなハイペースに本を書けるのでしょうか?…と、質問したところで私が本を書くわけではないんだけど(笑)
ところで、ところで。
話は変わりまくりですが、年明けにこういうイベントがあるそうです。
2024年に活躍した俳優さんの1人でもある戸塚純貴くんと、作家であるくどうれいんさんのコラボ書籍が発売されるにあたり、トークショーなどが開催されるそうです。この2人は岩手県盛岡市出身という同郷同士。地元の人間としては気になっております。