吹き替え版での鑑賞。
実はこれが最初から観たかったかというとそういうわけではなく、今月末で期限切れを迎える招待券1枚を使うため、昨夜ちょうど良い時間帯だったのがこの作品だったので。
ストーリー:
南米コロンビアの奥地にある、魔法の力を持つ不思議な家。そこに暮らすマドリガル家の子供たちは、“魔法のギフト”を家からプレゼントされるが、ミラベルだけが魔法のギフトをもらえなかった。しかし、家に危険が迫っていることを知った彼女は、家族を守るために行動を起こす。
ディズニーの女性主人公と言えばプリンセスのイメージ。それが今回は、魔法の力を持つ家から一人だけ“魔法のギフト”をもらえなかった少女・ミラベルが主人公。ギフトがもらえなかったからと言って、家族の一員であることは間違いないのだけど、ミラベルとその他の家族との間には目に見えない透明な壁があるかのようで。そこが観ていてつらいところだった。
その魔法の家に迫る危険というのが、その魔法の力を失うこと。家の魔法の力が弱まると、家族の魔法の力にも異変が起きていく。ミラベルは家族と家を守ろうと必死になるけれど、なかなか認められず孤立しちゃう。ますますつらい!
ミラベルが一番理解して欲しくて認めてもらいたい相手でもある彼女の祖母。旦那さんを早くに亡くし、自分が家と家族を守らなければという強い意志ばかりが先行しちゃったんだろうね。
家族の在り方を考えさせられる作品だと思います。
それにしても、なんで地元では吹き替えしかやってないんだろう…吹き替えはとても良かったんだけど、まずはオリジナルが観たいんだよね。ミュージカルの場合は無理やり日本語歌詞を載せているみたいに聞こえて、余計に元の歌詞を知りたくなる。1日の回数は減らしてもいいからぜひやって欲しい。
ディズニー作品にしてはお客さん少ないなって思っていたんだけど、あれですね!あのグループのね!うんうん、仕方ない😅