懐かしかったわね…

「コクリコ坂から」
ストーリーを細かに追うわけではないけれども感想（偏ってます）など。

まず、お決まりの映画館のお客さんチェック。
比較的先輩世代のご夫婦とか友人同士らしきおば様たちなどの中に、
若いカップルなども見受けられる…ふむふむ…なるほど…

ん？そこのお若いの、君は1人かい？
若い男子が1人で観に来ていたりもする木曜日AM。
（どう見ても1人で映画、しかもジブリ作品を観に来るような感じには見えなかった）

内容について。
私が想像していたのとは少し違った。予告だけで決めちゃダメだね^^;
どう違ったかというと、もう少し暗いお話かと思いきやそうでもなかった、とか。
予告では登場人物がまさかあんなに多いとは思わなんだ。

やたらと純朴少年たちが出てくるので（時代背景もあるけれども）、
個人的にはその純朴さが新鮮で面白くて、笑えた。笑っちゃだめか。
いや、あの哲学研究会のデカイ体の純朴少年は笑えた。
あれは少年って顔じゃないよねー。ふふ。

そんなひねってもいないストーリーなので、だいたいの予想がついちゃう。
ただ、奇想天外なストーリーを狙って作られている映画ではないので、
その時代、人々がどう暮らしていたか、とか、
今のほうが便利な時代だけど、昔のほうが皆エネルギーに溢れててキラキラしてるな、とか
そんなところがチラホラ見えたりなんかして、悪くないじゃんって思った。

とにもかくにも、青春だーよーねー。
自転車の後ろに乗せちゃうとかさ、一緒に傘に入るとかね。
あ、自転車で坂を下るシーン、びゅんびゅん下ってたよねー。2人乗りで。
あれは速すぎ(笑)

エンディング。
1人で観に来ていた青年は、音楽にあわせて手で膝を打ってリズムを取っていたよ(^^)
きっとジブリ作品が好きなんだ、そうに違いなーい。
おば様たちが「懐かしかったわよねぇ～」とか言っているのが聞こえた。
もしかしてあんな青春時代を過ごしたのかしら…どきどき。
確かに懐かしい感じはした。黒電話とか（数年前まで家で使ってたし）。

私も久しぶりの映画館で、楽しかったなー。るんるん♪

ところでこれ、感想？(笑)