映像はすごかった…けど……
ストーリー:
1960年、ファン・ウージョウ(ウー・ジン)率いる中国登山隊は、極めて難しいといわれていた北稜からのチョモランマ登頂に世界で初めて成功する。だが、雪崩によって滑落しそうになったメンバーのソンリン(チャン・イー)を救ったことからカメラを失い、登頂の様子を捉えた映像を撮ることができず世界に偉業が認められないまま終わる。15年後、ファンのもとに中国がチョモランマ登頂に再挑戦するという報せが届く。ファンは婚約者である気象学者イン(チャン・ツィイー)らと第2次登山隊を結成して、チョモランマに向かう。
監督はダニエル・リー。ど派手アクションを期待している方には、期待を裏切らない大迫力の登山シーンがてんこ盛りなので満足の作品かと。私も知らず知らずのうちに体に力が入っていたみたいで、観終わったら背中や方がバキバキでした😅あんな怖い思いをしてまで、チョモランマに登りたいとは思えません…。
実話をベースにしたストーリーとのことなのですが、無理やり?男女の恋愛とか入れなくても良かったのでは。登山のアクションだけでも十分にエンターテインメント性が高いところに、ところどころ“いかにも”な感動シーンを入れているので私は逆にしらけちゃいました。。ドラマチックに仕立てようとして空回りしているというか。出ている俳優さんたちは実力もあって、私も好きな方たちなだけに少しだけ残念。
俳優といえば、このポスター。日本人向けに作ったんですかね?ジャッキー・チェンがめっちゃでかいですけど、ご本人はほとんど登場しません!彼のファンはどう感じているのかしら…?私も映画の前半くらいまでいつ出てくるんだろうと時々考えながら観てたのですが、すっかりそれも忘れた頃に、ちらっと…友情出演ですからねーわかってはいたけれども。
とあるアニメ作品で激混みな映画館を避けて、ちょっと静かなほうに行ってみました。お客さん2~3人で本当に静かでした(笑)